有村架純、鈴鹿央士の天然っぷりに笑顔あふれる 春の陽気にぴったりなワンピース
2025年4月17日(木)19時35分 オリコン
鈴鹿央士の天然っぷりに笑顔あふれた有村架純(左)(C)ORICON NewS inc.
有村演じるフミ子の婚約者で、動物行動学の助教・中沢太郎役を鈴鹿が演じた。鈴鹿は「カラスとしゃべれるって、ちょっと不思議な感じはするんですけど、そこに向き合ってる真摯さというか、真っすぐさが伝われば変に見えないと思ったし、その姿勢がフミ子さんと向き合う時にも現れるので、真摯で誠実な真っすぐさを持った人っていうのはずっと大切にしていました」と振り返った。
イベントでは、冒頭から天然ぶりを鈴鹿が発揮。ほんわかとした舞台あいさつとなっていた。鈴鹿について、鈴木は「太郎くんは、ちょっと不思議な役柄なんですけれども、同じような雰囲気をまとってる不思議ボーイで。当て書きをしたんじゃないかなっていうぐらいぴったりでした」とにっこり。有村は「鈴木さんもおっしゃっていたように愛されるべき人だなと思いました。たぶん、どこの現場でも愛されているんだろうなって気がします。人としてユニークで」と気を使いながら表現すると、鈴鹿は「よく言われます」と照れ笑い。有村は「ポロって出てくる言葉がとても面白かったり。実態を深堀りしたくなる人だなと思いました」と笑顔で振り返っていた。
本作は、作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた短編集『花まんま』(文春文庫)を、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、『そして、バトンは渡された』などの前田哲監督が映画化。大阪の下町で兄妹二人暮らしの兄・俊樹(鈴木)は、早くに亡くなった父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に、妹のフミ子(有村)を守り続けてきた。妹の結婚が決まり、親代わりの兄としてはやっと肩の荷が下りるはずだったのだが、遠い昔に二人で封印したはずの、フミ子の“秘密”がよみがえり…。兄妹、親と子、家族がそれぞれを強く思い合う姿を描いた胸に迫る作品となっている。
イベントには、ファーストサマーウイカ、オール阪神・巨人、前田哲監督、AIも参加した。