ワンオクTaka「すごく恐怖でもあって…」海外進出を決めた当時を振り返る

2025年4月17日(木)17時0分 TOKYO FM+

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow」(毎週日曜 11:30〜11:55)。
3月は4週にわたり、ロックバンド「ONE OK ROCKワンオクロック)」のボーカルTakaさんをゲストに迎えてお届けしました。この記事では、海外進出を決定した当時を振り返ったパートを紹介します。

——2005年にバンド結成。エモ、ロックを軸にしたサウンドとアグレッシブなライブパフォーマンスが若い世代に支持されてきたONE OK ROCK。日本のみならず海外レーベルと契約をし、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでワールドツアーを成功させるなど世界基準バンドとして活躍。去年開催された過去最大規模のワールドツアーでは、およそ19万人を動員しました。
ワンオクのプロフィールを見た木村が「海外での活動を積極的に始めることはメンバーで決めたの?」と質問すると、「これは結構、僕の独断で……」とTakaさん。
「当時、僕らがいた会社は『アミューズ』という大きい会社で、福山(雅治)さんだったり、サザン(オールスターズ)さんだったり、錚々たる方々がいらっしゃって。マネージメント的、会社的にも『よし、次はドームツアーを目指して頑張ろう!』みたいな感覚だったと思うんです。でも、先輩方々が既に作ってきた道を、僕はただ辿るだけなような気がしちゃってたんですよね。それがすごく恐怖でもあって。だったら『海外に出て、まだ誰もやっていないことをしたい』『時間はかかるけど、今やらないと時間がなくなっちゃう』と。だから『今からやろうかな!』と思い立ったようにメンバーに話をして」と明かします。
続けて「もし、それを会社に伝えたら、ひょっとしたら『それだったら応援の仕方がいろいろ変わってくる』と言われるかもしれないと思ったので、(バンドメンバーには)『最悪、(事務所を)辞めて、みんなで一軒家に住むって話になるかもしれないけど、覚悟してね』みたいな感じで(笑)。それで、事務所に自分たちの意向を伝えに行ったんです」と当時を振り返ります。
これに木村は「逆に、メンバー(の反応)は?」と質問すると、Takaさんは「メンバーは本当に優しくて。僕、ベース(Ryota)には『森ちゃん』って呼ばれているんですけど、『森ちゃん、それ大丈夫そう?』みたいな(笑)。家族会議みたいな感じで、『そこまで言うんだったら行くけど。まあ大丈夫か!』みたいな、そういうぬるいテンションで進んでいってました」と答えます。
木村が「ヤバいね!」と反応すると、Takaさんも「ヤバいっすよね(笑)」と大きくうなずくと「Ryotaは『ま、大丈夫か!』みたいな感じでした。Toruは黙っている感じですね。『うん、じゃあそうしようか』みたいな。TomoyaはTomoyaで『うん、頑張ろう!』って、一番後ろ(ドラム)なんで、やっぱグッと支える性格なんですよね。Ryotaは心配性で、でもなんか最後は『まぁ大丈夫か』みたいな感じです(笑)」と当時のやり取りを明かします。
Takaさんは、あらためてバンド活動を振り返り「自分たちが絶妙なバランスで生きているので、そういうことの決断の繰り返しで、今20年目っていう感じです」と話していました。
番組では他にもTakaさんが、メンバーと支え合ってきた「バンド活動」について語る場面もありました。
<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow
放送日時:毎週日曜11:30〜11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/flow/

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