MVP勢揃い豪華卓は鈴木優が圧勝!特大弾連発の8万点トップ 個人同日2連勝でチームを奪首導く「充実感がいっぱい」/麻雀・Mリーグ
2025年4月18日(金)9時40分 ABEMA TIMES

いったい何度アガるつもりなのか、見る者を驚愕させる圧勝劇だった。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月17日の第2試合はU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)が第1試合に続く同日連勝を決めた。チームは赤坂ドリブンズを抜き首位に立ち、リーグ史上初となる連覇へ大きく前進した。
第1試合は3回の放銃を喫するも、中盤から巻き返してトップ。事前に決められていたという連投の予定通り、鈴木優が当試合も登板した。起家から渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)、鈴木優、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)の並びでスタート。

東1局1本場、鈴木優は第1試合の勢いそのままに、跳満をツモり大きく抜け出す。東2局1本場にも跳満、東4局は満貫と、あっという間に5万点オーバー。試合の趨勢は決したかに思われた。しかし醍醐に南2局1本場からの4連続アガリを許し、鈴木優は放銃こそなかったものの、一時は5万点近くあったリードを逆転されてしまった。新旧MVP対決は新MVPが制すかというムードも漂い始める。
しかし“戦闘民族”にはまだ反撃の力が十分に残っていた。南3局、役牌の南が対子、ドラの赤五万もある満貫級の手。11巡目に六万を引いてリーチだ。この四・七万待ちは残り2枚、競り合う醍醐はイーシャンテン、多井も三色同順でダマテンを入れ粘るが、鈴木優が終盤にツモ。リーチ・ツモ・赤・ドラ・裏ドラの1万2000点で醍醐を再逆転した。これで“風”を掴んだ鈴木優、次局は9600点(+300点)、さらに同2本場にも親満貫をツモって持ち点は8万点超。+100.7という特大トップを収めた。
全19局に及んだロングゲーム。試合後は「疲れたな、という感じですね」とまずコメント。赤坂ドリブンズに追いつき、さらに突き放したこの日。この結果に鈴木優は「出来過ぎですが、今日はチームのために力になったなと、充実感がいっぱいあります」と笑顔を見せ、ファンからは「UK強すぎや!!」「120点です優さん」「優パーフェクトな一日だったな」「連覇だよ」「デイリーダブルありがとう!」と多数の声援が寄せられていた。
【第2試合結果】
1着 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)8万700点/+100.7
2着 セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)4万7000点/+27.0
3着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)▲1万点/▲50.0
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)▲1万7700点/▲77.7
【4月17日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +600.5(10/20)
2位 赤坂ドリブンズ +488.8(8/20)
3位 セガサミーフェニックス +248.5(10/20)
4位 TEAM雷電 +197.8(8/20)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +29.0(10/20)
6位 渋谷ABEMAS ▲430.1(10/20)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)