『あんぱん』ヒロイン涙の訴えもノーダメージの実母・登美子。一方、千尋はその前で伯母をあえて母と呼び…視聴者「愛に飢えるほど親に尽くす」「褒められて喜ぶ嵩が切なすぎる」「『虎に翼』の世界ではちょうど…」

2025年4月18日(金)12時36分 婦人公論.jp


(『あんぱん』/(c)NHK)

今田美桜さん主演・連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。第3週「なんのために生まれて」の第15回が4月18日に放送され、話題になっています。

*以下4月18日放送回のネタバレを含みます。

<あらすじ>

8 年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子さん)が突然帰ってくる。

登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を褒められてうれしくなる嵩(北村匠海さん)。

その一方で、兄貴のようには喜べないとシーソーに座って本を読む千尋(中沢元紀さん)。

その様子を通りがかりののぶ(今田美桜さん)が見つける。

商店街で談笑する嵩たち親子の前に思いつめた表情でやってきたのぶは、涙ながらに登美子にある思いを伝える。そんなのぶに嵩は…。

各所から責められる登美子


今回、夫と離縁して戻ってきたことが明らかになった嵩と千尋の実母・登美子。

突然出ていくと、8年もの間音沙汰もなかった登美子に対し、嵩と千尋の育ての母・千代子は「親心も学んでこられたようですね」と皮肉を。

すると登美子は「おかげさまで」と返すなど、さっそくバチバチに。

一方でヒロイン・のぶ。

出て行った登美子のところまで、幼い嵩が会いに行った切ない事情をあらためて説明。そのうえで「これ以上、嵩を傷つけるがはやめちょってください!」と涙ながらに訴えます。

しかし登美子の横に座る嵩が「のぶちゃんは…母親に捨てられたことないだろ? それでも会いたかった。ずっとこの人に会いたかった。のぶちゃんに何が分かるんだよ」と告げると、いたたまれなくなったのぶは、泣きながらその場を走り去るのでした。

視聴者の声


突然嵩たちのもとを去って、それから8年音沙汰ナシと、各所から責められるのも当然の実母・登美子。しかし当の本人に響いている様子があまり見られないことに、動揺する視聴者が多かったようです。

たとえばSNSなどでは「パワープレイを可能にする圧倒的美貌! 嵩が庇うのもどれだけ愛に飢えていたかと思うと切ない」「厚顔無恥な母親だと腹が立って仕方がないけど、賞を取ったのすごい! と褒められて嬉しそうな嵩が切ない…」「深く傷つくヒロインと言い返した嵩。で、それを隣で聞いてた当の母親にはそんなにダメージ入ってる感が無いのが怖すぎる…」「親からの愛情に飢えてる人ほど親に尽くしちゃう」といった声が。

一方でドラマ最後、医師ではなく法曹界をめざすことを食卓にて明かした千尋。

そこでのやりとりについて「手酷く母に見捨てられた時の気持ちをのぶが代弁しても、母との再会を喜ぶ嵩。片や心優しい弟の千尋は実母の前であえて伯母を母と呼ぶ…。強い気持ちが伺える」といった声も。

また以前放映された朝ドラ『虎に翼』と時代が近いことから、「『あんぱん』劇中は今、寅ちゃんが大学に入学した年です」「千尋くんが法の世界を目指したいと言うのを聞いた時、虎つばとあんぱんの世界線が交わっていたら花岡さんにやむおんちゃんのあんぱんが届くかな、なんて願ってしまった」といった声が見られていました。

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朝ドラ通算112作目となる『あんぱん』は、子どもたちの人気者<アンパンマン>を生み出したやなせたかしと、小松暢の夫婦をモデルとした物語。ヒロインの<朝田のぶ>を今田美桜さん、<柳井嵩>を北村匠海さんが演じます。

のぶの父・結太郎を加瀬亮さん、のぶの母・羽多子を江口のりこさん、嵩の母・登美子を松嶋菜々子さん、嵩の伯父・寛を竹野内豊さん、謎のパン職人・屋村草吉役を阿部サダヲさんが演じます。

林田理沙アナウンサーが語りを、脚本は中園ミホさんが担当。主題歌『賜物』はRADWIMPSが手掛けています。

婦人公論.jp

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