【レポート】創刊10周年記念「少年ジャンプ+展」がスタート! 本展初公開の原画や制作裏話も!?
2025年4月18日(金)10時0分 マイナビニュース
マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」の創刊10周年を記念した「少年ジャンプ+展」が、4月18日〜5月18日の期間中、東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルにて開催される。本記事では、見どころ満載な本展の内容について、展示順に詳しくレポートしていく。
「少年ジャンプ+」の10年間を振り返るコンテンツが盛りだくさん!
エントランスを飾るのは、本展のために書き下ろされた巨大ビジュアル。『SPY×FAMILY』のアーニャを中心に、『怪獣8号』のカフカや、『ダンダダン』のオカルン、ターボババアなど、ドレスアップした人気キャラクターたちが、来場者を華やかな雰囲気で出迎えてくれる。
会場に入って最初に目にするのは、「ジャンプ+展スペシャルシアター」。スマートフォンを模した巨大スクリーンでは、「少年ジャンプ+」の作品が大集合する特別な映像が楽しめる。このコンテンツは撮影NGなので、しっかりと目に焼き付けておこう。
シアターを抜けた先からは、展示ゾーンがスタート。
各作品の第1話の名シーンが集まった「ジャンプ+ロード」は圧巻! 壁面や天井から吊るされた数々のシーンを見ていると、読み始めた日を思い出して感慨深い気持ちに。展示されたなかから、気になる作品を探してみるのもいいかもしれない。
「少年ジャンプ+」の歴史を年代ごとにまとめた「ジャンプ+ヒストリー」と、各作品の第1話のカラーページを展示した「第1話カラーページウォール」は、コンパクトながらも見応えのあるエリア。各カラーページの隣には、カラーイラストを描くときのこだわりや、第1話執筆時のエピソードなど、作者によるQ&Aコンテンツが展示されており、作者の想いを踏まえて作品を眺めることができる。
3つの人気連載コーナーでは作品の世界観を堪能
『SPY×FAMILY』エリアでは、作品やキャラクタープロフィールの数々をアーニャと同じ目線で展開している。
ここでは作品だけでなく、作者による制作秘話やQ&A、イーデン校にまつわる裏話など、ここでしかチェックできない情報も盛りだくさん。
学校をイメージした展示ゾーンや、アーニャやボンド、イーデン校の仲間たちと撮影できるフォトスポットにも注目だ。
『SPY×FAMILY』エリアを抜けると、等身大のキャラクターが並ぶ「ジャンプ+キャラクターウォーク」がドーンとお目見え。
その正面にある「ジャンプ+名言ウォール」では、各作品の名台詞をマンガと言葉の二つの形式で展示。マンガだけで読んでみたり、言葉だけで見てみたり。形式の違いによる名台詞の感じ方の違いを楽しんでみると新たな発見があるかも。
その先にある「ジャンプ+バトルウォール」と「ジャンプ+トキメキウォール」では、少年マンガの代名詞であるバトルシーンと、キャラクターの気持ちが溢れたトキメキの表情をそれぞれ堪能できる。作品横に掲示された、作者へのQ&Aコンテンツも要チェックだ。
続く『怪獣8号』エリアでは、ナンバーズそれぞれのプロフィールや、巨大な「怪獣8号」のボードをダイナミックに展示。作品の迫力を空間全体を通じて感じることができる。
本編の合間に掲載されるカラーイラスト「怪獣百景」を作者のコメントと合わせて展示した「防衛隊員の日常」コーナーも必見だ。
『ダンダダン』エリアでは、下書きの作品や制作過程に迫るインタビュー映像、作者のデスクを再現した展示物などを公開。作品が完成するまでの流れを追体感できる空間となっている。
いつもはスマートフォンや単行本の大きさでしか見ることのできない見開きページを、原寸大に近いサイズで展示した「超密度見開き原稿ウォール」は、ファンにはたまらないコーナーだ。すぐそばにある「ターボババア進撃フォトスポット」での記念写真も外せない。
リアルに「いいジャン」できるスポットも!? 後半戦も見どころ満載
展示の後半は、再び「少年ジャンプ+」の歴史にフォーカスしたエリアに。
「ジャンプ+傑作読切ウォール」では、これまでに掲載された約1,500もの読切作品のなかから、話題となった30作品を厳選して紹介。ボードに記載されたQRコードを読み込むと、作品が読める嬉しい仕掛けも。
さらに、「ジャンプ+神回ウォール」では、『忘却バッテリー』や『タコピーの原罪』といった人気連載作品のなかで、読者から多くのコメントが寄せられた神回が展示されている。
どちらも同誌の歴史を作品とともに振り返ることができる、10周年ならではのコンテンツだ。
「ジャンプ+の1週間大集合」では、各曜日の連載作品から2作品をピックアップして紹介している。ここでも作品に加えて、印象的なエピソードやお気に入りのセリフなど、作者によるQ&Aコンテンツを展示。ぐるりと周りながら「少年ジャンプ+」の1週間を体感してみよう。
展示の最後を飾るのは、「いいジャンウォール」。ここでは、「少年ジャンプ+」内でお気に入りの作品に「いいジャン」する行為を、配られるシールを利用して実際に体験できる。
連載作者陣による直筆描き下ろしイラストが並ぶ「落書きアートウォール」は、展示のいい思い出になるだろう。
定番からユニークなものまで、幅広いラインナップのグッズコーナー
本展では、ここでしか買えないグッズも目白押し。アクリルキーホルダーやステッカー、限定ラベルのレモンスカッシュなど、定番からユニークなものまで、さまざまなアイテムがグッズコーナーにずらりと並ぶ。
特に注目は、Tシャツ、ステッカー、シートステッカー2種、ポストカードがセットになったスーベニアBOX。宅配ピザを連想させるBOXの外観は、ギフトにもぴったりだ。
最初から最後まで見応えたっぷりな「少年ジャンプ+展」。お気に入りの作品を深く知ることができるのはもちろん、知らない作品に出会う“いいきっかけ”にもなるはずだ。
「少年ジャンプ+」の10周年を祝う特別な機会を、ぜひ体験してみてほしい。
(C)少年ジャンプ+10周年/集英社
少年ジャンプ+展
会期:4月18日(金)〜5月18日(日)
会場:寺田倉庫G1ビル
住所:東京都品川区東品川2-6-4
開館時間:10:00-18:00(最終入場17:30)
※4月27日(日)、5月18日(日)および金・土・祝前日は開館時間を20:00まで延長(最終入場19:30)
チケット:予約制
チケット購入サイト:イープラス
公式サイト:少年ジャンプ+展