“ライダー界のカリスマ”三浦涼介、『君とゆきて咲く』で芹沢鴨役 『オーズ』見ていた世代と早くも共演で「恐怖すら覚えていて…」

2024年4月18日(木)13時17分 オリコン

『君とゆきて咲く~新選組青春録~』芹沢鴨役の三浦涼介 (C)テレビ朝日

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 テレビ朝日系ドラマ『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』(24日スタート 毎週水曜 深0:15)の特番『放送直前!イケメン隊士がドラマの魅力全部伝えるSP』が17日に放送され、未公開キャストが発表。杢代和人と三浦涼介の出演が解禁された。

 『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』は、手塚治虫氏の隠れた名作『新選組』を初映像化し、2クール連続で放送する一大プロジェクト。歴史上の人物も多数登場するが、メインとなるのはオリジナルキャラクターとして描かれる2人の若き隊士、鎌切大作(前田拳太郎)と深草丘十郎(奥智哉)。2人は熱い友情で結ばれながらも、時代の波に翻弄され、やがて白刃を交えることになる。

 2人のたどる過酷な運命を『美しい彼』シリーズで知られる気鋭の脚本家・坪田文氏と、『未来への10カウント』(テレビ朝日)でメガホンを取った河合勇人氏が美しくも鮮烈に描写。また、斬新な殺陣パフォーマンスや従来の時代劇にはない流麗な“剣舞”を織り交ぜ、幕末を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春をいまだかつてない視点とスタイルでエモーショナルにつづっていく。

 『仮面ライダーリバイス』(2021年〜2022年)で共演した前田×奥の2人がW主演を務めるほか、簡秀吉、藤岡真威人、阪本奨悟、永田崇人、高野洸、羽谷勝太、柊太朗、庄司浩平、上野凱らキャストの出演がすでに発表されている。

 『仮面ライダーオーズ/OOO』のアンク/泉信吾役で強烈な存在感を放ち、近年では舞台『呪術廻戦』で五条悟を演じるなど話題作で実力を発揮する三浦は、新選組の頭取・芹沢鴨役で登場する。

 本作で描かれる芹沢は、目的のためなら手段を選ばない策士。三浦は「若いころに演じていたら、もっととげとげしいキャラクターになっていたかと思いますが、少なからず経験を積み重ねてきた今、またひとつ新しい表現が見せられるのではと思っています。この芹沢鴨という役が、僕の新たなターニングポイントになる予感がしています」と、これまでの新選組作品では見たことがない、妖艶ですごみの際立つ芹沢鴨像を構築していく。

 三浦はフレッシュなキャストたちにとって、“ライダー界のカリスマ的存在”。「共演者の皆さんが、僕が出演していた『仮面ライダーオーズ/OOO』を“見ていました!”と笑顔でお話ししてくださるんですよね。うれしさもありつつ、当時見てくださっていた方々がもう20歳を超えているのか…と思うと、恐怖すら覚えていて…(笑)。彼らと一緒にお仕事する機会をいただき、身の引き締まる思い。全力でこの役を全うしたいですね」と、後輩たちに背中を見せていく決意を語っている。

■コメント
【三浦涼介】
——出演が決まった際の率直な感想を。
ただただ、光栄に思いました。僕自身、東映京都撮影所で撮影する作品でレギュラーをいただくのは、今回が初めて。これまで、お邪魔するたびにスタッフの皆さんがやさしくしてくださったので、今回は京都の皆さんとの楽しい日々がいつもより長く続くんだな、と思うとすごくうれしかったですね。

——自身の役柄の印象や、演じる上で意識していることは?
芹沢鴨は、強い男ですね。すべてのものを軽く斬っていく感覚があります。自分が若いころに演じていたら、もっととげとげしいキャラクターになっていたかと思いますが、少なからず経験を積み重ねてきた今、またひとつ新しい表現が見せられるのではと思っています。この芹沢鴨という役が、僕の新たなターニングポイントになる予感がしています。あとは、共演者の皆さんが、僕が出演していた『仮面ライダーオーズ/OOO』を「見ていました!」と笑顔でお話ししてくださるんですよね。うれしさもありつつ、当時見てくださっていた方々がもう20歳を超えているのか…と思うと、恐怖すら覚えていて…(笑)。彼らと一緒にお仕事する機会をいただき、身の引き締まる思い。全力でこの役を全うしたいと思っています。

——時代劇ならではの難しさ、面白さは?
僕自身は幼いころから時代劇を見て育っていますが、ここ数年、若い方たちが時代劇に触れる機会も少なくなってきました。だからこそ、この作品には「よくぞ企画してくださった!」という思いがあります。魅力的なキャストの皆さんをはじめ、衣装やヘアスタイル、メイクなどすべてひっくるめて時代劇の面白さをまた新たな形で知っていただけるものと思います。

難しい部分でいうと、時代劇ならではの言葉やイントネーションでしょうか。でも間違えたところはスタッフさんがやさしく教えてくださいますし、みんなで助けあいながら作品をつくっています。

——撮影現場の雰囲気は?
東京での仕事はどんどんスタッフさんが入れ替わっていく感覚がありますが、京都の皆さんって、違う作品の現場でもお会いすることが多いんです。お互いリスペクトしあいながら、すごくいい空気感で作品づくりをさせていただけるなと思っています。あとは、とにかく若い俳優さんたちが素直にまっすぐお芝居されているのが、見ていて本当に頼もしいですね。僕も皆さんからいろいろ吸収していきたいなと思っています。

——視聴者へメッセージを。
この作品は時代劇という世界を、新たな世代の方たちに知っていただける機会になると思います。「いやぁ、時代劇か…」と思っている人こそ楽しんでいただけるはずですし、歴史を学ぶ、よいきっかけになればと思いますので、ぜひぜひご期待いただければ!僕も芹沢鴨という役を皆さまにお届けするべく、精いっぱいやらせていただきます。

オリコン

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