のん、伊丹十三映画で演じるなら『スーパーの女』 宮本信子も笑顔「相手役は…」
2025年4月18日(金)21時6分 オリコン
伊丹十三映画で演じるなら『スーパーの女』と話したのん (C)ORICON NewS inc.
宮本は伊丹映画全10作品に出演し、のんは昨年の第16回伊丹十三賞を受賞。それぞれ伊丹十三とは縁がある2人。のんは伊丹作品の中でも『タンポポ』『マルサの女』『ミンボーの女』『スーパーの女』を好きな作品としてあげており、今回の上映でも「めちゃくちゃおもしろいと思って、改めて見ても本当に興奮しましたね」と静かに熱弁した。
続けて「宮本さん演じる花子と(津川雅彦演じる)五郎の掛け合いが本当に楽しくて、花子がうじうじしてる五郎の空気をパッて快活に空気を切り裂いていくのが気持ちよくって、本当に見てて楽しいって思いました」と声を弾ませた。
宮本が『スーパーの女』での撮影について「伊丹監督は俳優出身だから、俳優と俳優の間の芝居がすごくおもしろいって言って。スーパーの女ではワンシーン・ワンカットがずっと続いておりました」と裏側を明かす中、のんは伊丹映画で演じてみたい役に「宮本さんを前におこがましいんですけど、」とした上で「花子」を挙げた。
宮本は「のんちゃんが今のこの年齢で、この感じでできる、そしてやりたいのが『スーパーの女』だっていうのはすごくよくわかります」と納得の様子。のんが「せっかくだから、かっこいい役もやってみたいなと思ったんですけど」とも明かすと、宮本が「相手役もどんな人になるかとかも想像すると、それも楽しいわね」とのんに笑いかけ、会場の笑いを誘っていた。
本イベントは、TOHO シネマズ 日比谷・梅田にて、伊丹十三監督全10作品の4Kデジタルリマスター版を上映する特別企画『日本映画専門チャンネル presents 伊丹十三 4K 映画祭』の記念イベント。
進行は日本映画放送の宮川朋之氏が務めた。