吉沢亮×横浜流星、映画『国宝』芸に人生を捧げる姿が美しい場面写真解禁

2025年4月18日(金)18時0分 オリコン

映画『国宝』(6月6日公開)(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会

 先日、フランスで開催される「第78回カンヌ国際映画祭」の「監督週間」部門に選出されたことで話題を集めている映画『国宝』(6月6日公開)から、場面写真5点が解禁された。

 本作は、黒衣として3年間歌舞伎の世界に身を置き、その体験をもとに執筆した吉田修一による小説を、吉沢亮主演、横浜流星共演、李相日監督の手により映画化したもの。任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢)が、芸の道に人生を捧げ、やがて“国宝”と称される存在になるまでの50年を描く、壮大な一代記。

 物語は、抗争によって父を亡くした喜久雄が、上方歌舞伎の名門・花井家の当主である花井半二郎(渡辺謙)に引き取られたことから始まる。喜久雄は、半二郎の息子であり、名門の跡取りとして育てられた俊介(横浜)と出会い、兄弟のように、親友として、そしてライバルとして、ともに芸に青春を注いでいく。天賦の才を持つ喜久雄と、歌舞伎の血統を受け継ぐ俊介——その対比も作品の見どころのひとつだ。

 今回公開された場面写真では、本物の役者を目指す喜久雄と俊介が、互いに熱い思いをぶつけあう、緊張感あふれるにらみ合いのシーンが切り取られている。代役に決まり、半二郎の厳しくも愛ある指導のもと、覚悟を持って芸に挑む喜久雄の姿や、人間国宝・小野川万菊(田中泯)の動きを自分のものにしようと稽古(けいこ)に励む俊介の真剣なまなざしも印象的だ。

 さらに、未熟な2人に厳しく向き合う半二郎の険しい表情、そして喜久雄と俊介が共に舞う「二人藤娘」の美しく可憐な舞台シーンもおさめられており、芸にすべてを懸けた登場人物たちの熱量が伝わる場面写真となっている。

オリコン

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