2000年デビュー即紅白の花＊花、25年後に心境「あ～よかった」 おのまきこ・こじまいずみズッ友変わらず

　「あ〜よかった」などのヒットで知られるデュオの花*花（おのまきこ＝48、こじまいずみ＝49）が18日、デビュー25周年記念『HANA FES.2025 〜25年、ここまで来れて「あ〜よかった」〜』（ハナフェス）に向け、大阪市内で取材会に出席した。

　2人は兵庫県出身、音楽学校で出会い、2000年のメジャーデビューシングル「あ〜よかった（setagaya-mix）」「さよなら 大好きな人」が大ヒットとなり、同年のNHK紅白歌合戦に出場した。現在は、関西を拠点に活動する。

　司会者が「25年を振り返ってもっとも印象的なことは？」と向けると、2人は「25年を振り返って？」「もっとも？」と顔をあわせ、仲の良さは変わらず。「おのです」「こじまです」と自己紹介し、「学生のときからの友だちでずっときてるんで、軸みたいなものは変わってない」と笑いあった。ちょうど出会って30年になるという。

　名曲「あ〜よかった」について、こじまは「自分たちの曲をゆっくり聴くことなかった」としながら、「25年たつと重みがでるね」と感想をもらったとしみじみ。おのは「友たちへ結婚おめでとうと作ったものが、もっと大きな意味合いのラブソングになってきてるんじゃないかな」と感慨深げ。「ええこと書いてるな〜、この歌」と若き自分たちをほめた。

　2人は「25年も歌い続けられると思っていなかった。曲名そのまま、（フェスの）タイトルそのまま、感謝の気持ち」とメッセージ。ハナフェスに向けて「私たちも全力で楽しみたい。いっぱい来てほしい」と呼びかけた。

　ハナフェスには、佐藤竹善、永井真理子、BLACK BOTTOM BRASS BAND、POLYPLUSが出演する。大阪・森ノ宮ピロティホールで7月27日開催。