青学大・原監督 “一番の天才”教え子告白 一度は引退決意も続行「こんな努力をする選手は見たことない」
2025年4月18日(金)16時38分 スポーツニッポン
今年の箱根駅伝で2年連続8度目の優勝を飾った青学大の原晋監督(58)が、17日放送のTBS「人生を変えた!天才番付SHOW」(後8・00)にVTR出演。「一番の天才」と称する教え子を明かした。
番組では「天才番付」として、著名人の人生に影響を与えた人物を紹介。「箱根駅伝天才番付」という名目で、原監督は1位に吉田祐也(27=GMOインターネットグループ)を挙げた。
吉田は、青学大4年時に箱根駅伝で4区区間新記録を更新。原監督は吉田について「私が今まで育ててきた中での、一番の天才です。こんな努力をする選手は21年間の中で見たことないですね」と称えた。9月には東京で開催される世界陸上にマラソン代表として出場。「十分にメダル狙える可能性あると思います。ケニア人、エチオピア人と同じ土俵で戦える。私の教え子の中から初の世界代表選手なんです」と太鼓判を押した。
もともとは、大学で競技を引退する予定だった選手。引退レースとして出場した20年の別府大分毎日マラソンでは、2時間8分30秒の好タイムで日本人トップの3位でゴールした。
原監督は当時を振り返り、「その夜に、今後の陸上人生について語りたいなと思って。“もう1回やってみるか?”って聞いたら“やらせてください”と」と吉田の現役続行が決まった瞬間を明かした。