「あんぱん」のぶ代弁“涙の訴え”も...登美子離縁→居座り、嵩進路も決定「勝手すぎ 強心臓」ネット憤慨も
2025年4月18日(金)8時15分 スポーツニッポン
女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は18日、第15話が放送された。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を生み続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第15話は8年間、音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然帰ってくる。わだかまりは残っているものの、柳井嵩(北村匠海)は母に自分の漫画を褒められ、うれしくなる。一方、シーソーで本を読む柳井千尋(中沢元紀)を、あんぱん売りの最中の朝田のぶ(今田美桜)が見つけると、千尋は母との再会を兄のようには喜べないという。商店街で嵩と登美子の前に現れたのぶは、思い詰めた表情。涙ながらに登美子に“ある思い”を伝え…という展開。
のぶは「あの日、嵩がどんな気持ちであなたに会いに行ったか、分かっちゅうがですか?千尋くんが熱を出しちょって、元気づけとうて、千尋くんにあなたを会わせとうて、嵩は一人であなたに会いに行ったがです。その後も、嵩はずっとあなたからの連絡待ちよった。8年間ずっと。それやのに、あなたは便り一つよこさんかった。今頃、今頃何しに戻ってきたがで!これ以上、嵩を傷つけるがはやめちゃってください」と代弁した。
「もうやめてくれ!のぶちゃんは、母親に捨てられたことないだろ。それでも会いたかった。ずっとこの人に会いたかった。のぶちゃんに何が分かるんだよ」
嵩が割って入り、のぶはその場を後にした。
柳井家、朝食。千尋は法律家の道を進むと、柳井寛(竹野内豊)に宣言。柳井千代子(戸田菜穂)は動揺し、納得いかない。
登美子は「ご心配なく。いざという時には千尋さんの代わりに、嵩が医者になりますから」——。嵩の表情は固まった。
「母の期待に、嵩は応えられるのでしょうか。続きは来週。ほいたらね!」(語り・林田理沙アナウンサー)
SNS上には「登美子さんが勝手すぎて、千代子さんに同情してしまう」「心臓が強すぎ」「この人なりに子どもを愛していて、この人なりに懸命に生きていて、登美子さんを『悪』とは思えないのよな」「のぶの台詞は視聴者の代弁だな」「のぶちゃんが代弁してくれてスッキリしたけど、捨てられた子にしか分からない嵩の想いもあって、深くて胸に響いたな」「『のぶちゃんは母親に捨てられたことないだろ。それでも会いたかった』。この言葉が登美子に一番効くかも」「教科書的なやり取りにしない人の心の複雑さ。いい脚本」などの声が続出し、反響。兄弟の進路は果たして。
21日から第4週「なにをして生きるか」に入る。