「挑戦者が研究の隙間にメスを」伊藤匠叡王VS斎藤慎太郎八段 相中住まいの接近戦を制するのはどっちだ/将棋・叡王戦第2局

2025年4月19日(土)12時36分 ABEMA TIMES

 将棋の伊藤匠叡王(22)に斎藤慎太郎八段(31)が挑戦する第10期叡王戦五番勝負第2局が4月19日、石川県加賀市の「アパリゾート佳水郷」で行われている。斎藤八段の先手で始まった注目の一戦は、相掛かりの出だしとなった。

【映像】伊藤叡王VS斎藤八段 対局開始の瞬間

 伊藤叡王の初防衛か、斎藤八段7年ぶりのタイトル奪取か。今月開幕した注目の五番勝負は、開幕局で斎藤八段が先勝。挑戦者としては勢いそのままに連勝を飾り、叡王獲得へ“王手”をかけたい。

 本局は、斎藤八段の先手で相掛かりの出だしに。繊細な駒組みから挑戦者が仕掛けて開戦となった。相中住まいの接近戦に、ABEMAの中継に出演した深浦康市九段(53)は、「斎藤八段から注文を付けていった。すべての戦型に研究が行き届いている伊藤叡王だが、その研究が進んでいないわずかな隙間にメスを入れていっていると思う」と印象を語っていた。

 柴山潟湖畔にある加賀片山津温泉を舞台に争われている第2局は、前年に挑戦者だった伊藤叡王が白星を挙げタイトル奪取の足掛かりとした好相性の地だ。前例のなくなった高難度の将棋を制し、初防衛へとつなげることはできるのか。中盤の駆け引きから激しい戦いが見込まれる今後の進行から目が離せない。

 持ち時間は各4時間。

【昼食の注文】

伊藤匠叡王 アパ社長カレースペシャル〜復興祈念能登豚ロールカツと春野菜〜、加賀棒茶(温)
斎藤慎太郎八段 福井弐段重〜越前蟹めしと海鮮ちらし〜、緑茶(冷)、金沢湯桶サイダー 柚子乙女

【昼食休憩時の残り持ち時間】

▲斎藤慎太郎八段 2時間47分(消費1時間13分)
△伊藤匠叡王 2時間45分(消費1時間15分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

ABEMA TIMES

「挑戦」をもっと詳しく

「挑戦」のニュース

「挑戦」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ