【SWCJ・速報】『キャシアン・アンドー』ディエゴ・ルナが感謝メッセージ、“K-2SO”に熱狂
2025年4月19日(土)12時3分 オリコン
『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』シーズン2のパネルの模様 (C)ORICON NewS inc.
2日目となる19日には、日本時間4月23日よりディズニープラスで配信開始されるオリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』シーズン2のパネル(ステージイベント)が行われ、主演のディエゴ・ルナ(キャシアン・アンドー役)をはじめとするキャスト・スタッフが登壇。シリーズ最終章となるシーズン2の見どころが語られた。
『キャシアン・アンドー』は、『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に直結する物語。反乱軍の仲間に加わり“革命”を起こすべく、帝国の脅威に立ち向かうキャシアン・アンドーら名もなき戦士たちの命がけの戦いを重厚に描く。
■ディエゴ・ルナ、ファンに感謝「これは祝福です」
イベント中、ディエゴは会場に向かって感謝を述べた。「この会場に125か国からファンが集まっていると聞きました。それがどれほど特別なことか、皆さんも感じていると思います。本当にありがとうございます。この場に立ち、皆さんとこの瞬間を共有できることを心からうれしく思っています」。
さらに続けて、「再びキャシアン・アンドーの物語に戻ることができたこと、そして皆さんがこの作品をどれほど大切に思ってくれているかを知ることができて、本当に感動しています。ファンの皆さんが2年半もの間、期待しながら待ってくれていたことは、私たちにとって大きな支えです。これは“祝福”そのものです」と、笑顔で語った。
シーズン2については「とにかく、すべてが壮大です。冒険もアクションもドラマも、全体的にスケールアップしています。物語は『ローグ・ワン』にどんどん近づいていくため、どの出来事もとても重要ですし、感情的にも深い展開が待っています。シーズン1で描いたキャラクターたちの物語はさらに掘り下げられますし、新たなキャラクターも多く登場しますが…同時に、失うものもあるでしょう。“わあ!”と思うような展開になりますよ」と期待をあおった。
そして、「シーズン2を見終わったら、すぐに『ローグ・ワン』をもう一度観てください。全く新しい視点で楽しめるはずです」と自信をのぞかせていた。
■アラン・テュディック演じるK-2SOが待望の“帰還”
『ローグ・ワン』の始まりにつながっていく物語の中で、ファン待望のドロイド、K-2SOの登場にも注目が集まっている。演じるアラン・テュディックがステージに登壇すると、観客は割れんばかりの拍手と歓声で迎えた。
「K-2SOのスピンオフを妄想していたこともありました(笑)。でも、やっぱりトニー・ギルロイ(エグゼクティブプロデューサー兼脚本)の方が素晴らしい作家でした。彼が作ったこのシリーズは本当に素晴らしい。今回は、キャシアンとK-2SOがどう出会うか、K-2SOがどう“誕生”するのか、その瞬間を見届けてもらえることが、本当に楽しみです」と語り、「このキャラクターを演じられたのは、とても刺激的な経験でした。自分の想像以上の作品になっていて、本当に素晴らしい」と話した。
ディエゴも、アラン・テュディックとの再共演について熱い思いを語った。
「アランのこと、本当に恋しかったよ。彼が“吠える”のを見た瞬間に、思わず笑ってしまった。7年が経っても、すべてがまるで昨日のことのように変わっていなくて驚いたよ。僕たちは、コックピットの中で本当にたくさんの時間を一緒に過ごしたんだ。彼は、シーンの中で一緒にいるにはこれ以上ないくらい、最高のパートナー。とても寛大で、常に最善を尽くそうとする。俳優として彼と共演できることは、本当に素晴らしい経験なんだ」と、アランへの深い敬意と信頼を語った。
さらに、『ローグ・ワン』で多くのファンの心を掴んだドロイド、K-2SOの魅力についてもこう語る。
「最初に脚本を読んだときは、まさかこんなに楽しいものになるとは思っていなかった。だって、文字どおり“ドロイドとの会話”だからね。でも、アランが演じると、そのキャラクターにはちゃんと魂が宿る。ただのドロイドじゃなくなるんだ。彼の演じるK-2SOには深みがあって、忘れられない存在になっている。だからこそ、アランがこれほどの反響を受けているのは当然だと思う。彼はこのキャラクターを、まったく新しい次元に引き上げてくれたんだ」と、アランの演技力を称賛したていた。
■第1話のサプライズ上映にファン大興奮
ディエゴたちは一通りのトークを終えた後、会場に向けてこう語った。
「ロンドンでのセレブレーション(2015年)に初めて参加した時、“お土産なし”なんてあり得ないと学びました。今回(3回目)はファイナルシーズンでもあり、これが最後かもしれない。だから、特別にシーズン2の第1話を皆さんにお届けしたいと思います」
その瞬間、会場はスタンディングオベーション。世界最速で公開された第1話の上映に、観客は大歓声と興奮に包まれた。
オリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』シーズン2は、23日よりディズニープラスで日米同時独占配信スタート。反乱軍の一員となったキャシアン・アンドーが、帝国の脅威に立ち向かい“革命”を起こすまでの4年間を全12話で描く。物語は1年を3話ごとに描く形式で、4週にわたって3話ずつ配信される。