「THE SECOND」ザ・ぼんちが初の決勝進出 芸歴54年目&72歳 史上最年長ファイナリストに

2025年4月19日(土)20時54分 スポーツニッポン

 芸歴16年以上の芸人による漫才賞レース「THE SECOND〜漫才トーナメント〜2025」の「ノックアウトステージ 16→8」が19日、東京・お台場のフジテレビ本社で始まった。勝ち上がった8組が「グランプリファイナル」に進出する。「グランプリファイナル」は5月17日に行われ、フジテレビ系列で同日午後7時から生放送される。

 ここまでグランプリファイナル進出が決まったのは、モンスターエンジン、金属バット、マシンガンズ、吉田たち、ツートライブ、ザ・ぼんち。

 芸歴54年目のザ・ぼんち。高校野球ネタで沸かせ、圧巻の空気にMC「ノンスタイル石田明や「ニューヨーク」も「巻き込まれた」「すごかった」と興奮気味。

 6分35秒かかり、規定の時間をオーバーしたとして10点減点され273点。それでも昨年、2点差で敗れたハンジロウとの再戦でリベンジを果たした。里見まさとは「自分の漫才人生でこんなん初めてやね…悔しい」と時間オーバーを悔しがり「今日は5分50秒で自信あったんよ」と振り返った。それでも72歳コンビの決勝進出決定に、大きな拍手が起きた。

 「THE SECOND」は、結成年が16年以上で、M−1グランプリなどのメジャー賞レースへの出場資格を失った漫才師が狙う第2のチャンスとして2023年、創設された賞レース。第1回はギャロップが優勝した。準優勝のマシンガンズの仕事が急増するなど、大きな影響力を示した。昨年の第2回はガクテンソクが大会史上最多得点となる294点を獲得して初優勝した。

 今年は過去最多となる140組の漫才師がエントリー。1月末から始まった選考会、開幕戦ノックステージを勝ち上がった16組が出場。「ノンスタイル」石田明、ニューヨーク、フジテレビ・小室瑛莉子アナがMCを務めた。

 1対1のノックアウト形式で6分間の漫才を披露。観客100人が1〜3点の持ち点で採点。その合計点(300点満点)で競った。

 ここまでの得点の詳細は下記の通り。

モンスターエンジン274−ドドん265

金属バット288−リニア250

祇園251−マシンガンズ279

母心194−吉田たち285

ツートライブ278−ななまがり265

ザ・ぼんち273−ハンジロウ260

スポーツニッポン

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