斎藤八段 端桂から動く 叡王戦第2局 伊藤叡王は後手相掛かりが・833と高勝率

2025年4月19日(土)12時44分 スポーツニッポン

 伊藤匠叡王(22)に斎藤慎太郎八段(31)が挑む第10期叡王戦5番勝負は19日午前10時、石川県加賀市「アパリゾート佳水郷」で第2局が始まり、戦型は先手・斎藤の相掛かりへ進んだ。お互いに飛先の歩を突き合った5手目、斎藤が角頭を守るために左金を上げて確定した。

 斎藤の先勝で迎え、後手の伊藤は負けると後がなくなる。その事前準備に注目が集まる中、斎藤の選択を受け入れた。伊藤は後手での相掛かりが15勝3敗、・833と高い勝率を誇る。

 午前12時半からの昼食休憩までに57手進んだ。両者中住まいに構え、斎藤が49手目、左桂を9筋へ跳ねる「端桂」を見せた。51手目、さらに5段目に跳ねての桂交換へ踏み込み、さらに左銀を4段目へ進出させた。先手から積極的な動きを見せた。

 昼食メニューは伊藤が「アパ社長カレー能登豚ロールカツと春野菜」、斎藤は「福井二段重 越後かに飯と海鮮ちらし」。持ち時間4時間から伊藤は1時間15分、斎藤は1時間13分消費した。対局は午後1時半再開される。

スポーツニッポン

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