橋下徹氏「ご遺族はぜひ戦って」八代亜紀さんヌード写真掲載、リベンジポルノ防止法違反の可能性説く
2025年4月19日(土)16時24分 スポーツニッポン
弁護士の橋下徹氏(55)が19日、MBSテレビ「せやねん!」に出演。2023年に死去した八代亜紀さん(享年73)のヌード写真騒動について語った。
八代さんのヌード写真を特典に付けたアルバムを21日に発売すると発売元のニューセンチュリーレコードが告知。同社のサイトによると、交際相手がインスタントカメラで撮った20代の頃の「フルヌード写真2枚が掲載」される。同社はインスタグラムで「問題と成っている写真などすべての所有権を有しており売買契約書もございます」などと説明し、「問題の写真類一式を買い取って頂ければお譲りする方針です」とも記している。
故人のヌード写真を公開することが物議を醸し、八代さんの生前の所属事務所「ミリオン企画」の大野誠社長は「絶対に許すことができない」と声明を14日に発表。「刑事民事を問わず、あらゆる手続きの準備を進めている」と法的措置を取る方針を示している。
橋下氏は「ぜひご遺族の皆さんには戦ってもらいたいなと思いますね。八代さんの遺志ではないと思いますよ、こういう写真が使われるのは」と語った。
同社は旧レコード会社・センチュリーレコードから権利を買い取ったとされるが、橋下氏は「前のレコード会社が私的写真を保有・所有していたのかも大いに疑問です。八代さんが私的写真の権利を全部渡しているかと言ったら、違うと思うんです。それは八代さんの私的写真であって、レコード会社の買い取ったものの中には含まれない、という主張をぜひご遺族のみなさんにやっていただきたい」と提言。元のレコード会社に私的写真の保有・所有権が法的にあったのかへの疑問を投げかけた。
また、リベンジポルノ防止法違反に問える可能性を説き、「ただし告訴が必要。ご遺族が捜査機関に訴えて、なんとか止めてほしい。ご遺族だけじゃなくて、捜査機関もがんばってもらいたい」と力を込めていた。