立民・泉健太前代表 日米関税交渉「30点」評価の理由は...「日本の価値下げる」と格下発言にダメ出し

2025年4月19日(土)18時31分 スポーツニッポン

 立憲民主党前代表で衆院議員の泉健太氏(50)が19日、日本テレビ系「サタデーLIVEニュースジグザグ」(土曜前11・55)に出演。16日(日本時間17日)に行われた、トランプ米政権の関税引き上げを巡る日米政府の初交渉についてコメントした。

 対米協議の担当に指名された赤沢亮正経済再生担当相は交渉に先立ち、トランプ大統領とホワイトハウスで約50分間会談。トランプ氏はその後、自身のSNSに「大きな進展だ」と投稿したが具体的な内容には触れず。日本政府筋によると、日米安全保障の在り方に不満を伝えたという。

 番組で、日米交渉に点数を付けることを求められた泉氏は「赤沢さん、よくやって来たということで」と言いつつも100点満点で「30点」と辛口評価。「まだ何も決まってないからなんですね。対面して雰囲気は良かった。まだ30メートルぐらいしか走ってない状況なのでそういう意味では30点。これから100点になるかどうかは今後次第」と理由を説明し、「ただ、格下発言はいらなかった。日本の価値を下げてしまう」と赤沢氏の「(自分は)格下の格下」発言にはダメ出しした。

 MCの俳優・小澤征悦が「あれはご本人の立場を言ったんだと思う」とフォローするも、泉氏は「国内向けにもあれを言ってしまうと、何なんだこの交渉はって反発が出てしまう。アメリカとうまくやることだけでなく日本国内をどう納得させるか。アメリカから厳しい要求が出てきた時に国内が納得しないと成り立たない。だから卑下したような発言はすべきじゃない」と話した。

 それでも「トランプ大統領との第1ラウンドはイベントとしては良かった」とし、「後は実務者に移していってまともな議論ができるか」と今後の交渉次第とした。

スポーツニッポン

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