AmBitious・岡佑吏、松岡昌宏との初共演に「緊張」も「振り切る自信はある」 「家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂」【インタビュー】
2025年4月19日(土)8時0分 エンタメOVO
岡佑吏(ヘアメーク:宇佐美順子(JOUER)/スタイリスト:大内美里) (C)エンタメOVO
−出演が決まったときの心境を教えてください。
これまで舞台の経験は、ジュニアだけの舞台しかなかったので、こうして外部の舞台に出演することが決まり、うれしかったです。ご一緒させていただく出演者の皆さんがすごい方ばかりなので、経験豊富な方々の中でどれだけ食らい付いていけるのか、不安はありました。
−どういう状況で聞いたのですか。
昨年の12月ごろに関西ジュニアで撮影をしているときに聞きました。
−グループのメンバーに今回の出演を伝えたときの皆さんの反応は?
すごいなと言ってくれたり、「岡ちゃん大丈夫?」とも言われたりしましたが、すごく喜んでくれました。それから、メンバーがそれぞれ舞台に出演していたので、どんな演技をしているのか見学に行かせてもらったり、相談をしたりもしました。
−どんな相談をしたのですか。
演技というよりは、共演者の方との関わり方などを教えてもらいました。僕は人見知りなので、どうやって仲良くなったらいいのか分からなくて。
−誰のアドバイスが印象に残っていますか。
浦(陸斗)くんです。浦くんも以前、外部の舞台に出演していたのですが、そのときも年上の方が多かったらしくて、「引っ張ってもらいながら、吸収もしながらやった」という話を聞かせてくれました。それから、東京生活が長くなるのでメンタルは整えておいた方が良いとアドバイスをもらいました。ホームではないので、どうしても東京での生活が長くなると疲れてしまうこともあって。そのケア方法を教えてくれたので、それを参考にしつつ、共演者の皆さんともたくさん話せるようになりたいと思います。僕、外部の舞台は憧れだったんです。事務所以外の方と関わりを持つことで得られるものもあると思うので、そうした交流も楽しみたいと思います。
−ところで本作はコメディー的な要素も入っている作品なので、岡さんの強みも出せるのではないですか。
そうですね。振り切る自信はあるので、どれだけコメディーな役でもこなそうと思います。昔から自分はコメディーチックな演技が好きだったので、自分の中のポテンシャルを存分に生かして演じたいです。
−松岡さんとは(取材当時は)まだお会いされていないということですが。
はい、まだお会いできていなくて、僕にとってはテレビで見る存在です。以前、1度だけ、僕たち関西ジュニアのライブを梅田芸術劇場でやっていたときに来てくださったのですが、僕はそのときあいさつができなかったので、今回、本当に初めてになります。なので、緊張しています。松岡さんの動画配信も見させてもらっていて、この舞台が決まる前からずっと面白い方だなと思っていたので、ご一緒できるのが本当にうれしいんです。良い印象を持ってもらいたいので金髪をやめようかなとも考えているくらい(笑)緊張しています。もちろん、優しい方だというのはテレビや動画を通して伝わってきているのですごく楽しみです。
−ドラマ「家政夫のミタゾノ」の印象は?
親がずっと見ていてファンだったので、僕も一緒に見ていたのですが、関西人の笑いとはまた違うコメディー要素があるドラマだなと思います。コテコテじゃない、クスッと笑ってしまうような面白さがありますが、それは自分の中にはなかったものなので、すごく面白く見ていました。それから、やっぱりミタゾノさんの存在感がすごい。シリーズを重ねても薄れないどころか、逆にどんどん存在感が大きくなっているのが本当にすごいと思います。そうしたドラマの舞台版に出演させていただくので、人気作品のクオリティーをどれだけ落とさずに、作品の世界観を壊さずに頑張れるかが課題だと思います。頑張ります。
−ドラマを一緒に見ていたご家族も今回の出演を喜んでいるのではないですか。
お母さんもお父さんも喜んでくれました。家ですれ違うときに、父親が毎回「売れっ子やな」って言ってくるので、「いやいや、まだまだだよ」って(笑)。そんなやりとりをしています。
−ミタゾノさんは家事のプロフェッショナルで、ドラマの中でもさまざまな裏技を紹介していますが、岡さんは得意な家事はありますか。
皿洗いは早いです! 母親が仕事をしていたときに帰りが遅くなることがあって、その頃、お手伝いで皿洗いをするようになったんですよ。その後、中学か高校の頃に、亀を飼い始めたのですが、その水槽も僕が洗う担当になったんです。亀の水槽と皿洗いをしたら50分くらいかかるんですが、できるだけ早く終わらせたくて、30分以内に終わらせようと目標を決めたら、効率よくできるようになって。洗ったら水切りに置くんですが、その置き方もうまいです。「テトリス」のようにうまく組み合わせて置けます!
−最後に公演を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
目標にしていた舞台のお仕事です。この世界観になじめるように、共演者の方にアドバイスをもらったり、吸収をしたりして、臨んでいきたいと思います。そして、それをグループに還元できるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!
(取材・文・写真/嶋田真己)
舞台は5月16日〜6月8日に、都内・EXシアター六本木ほか、大阪、石川、愛知、広島、宮城で上演。