Snow Man 夢の「国立」 松潤が監修、デビュー5周年記念スタジアム公演初日 7万人ファン沸いた
2025年4月20日(日)4時0分 スポーツニッポン
Snow Manが19日、初めて東京・国立競技場でライブを開催した。デビュー5周年を記念し、計4日間行うスタジアム公演の初日。目黒蓮(28)は「夢の国立!」と喜びをかみしめた。
季節外れの夏日となったこの日、国立競技場は日本で一番熱い場所となった。夕暮れの中、9人がステージに登場。「Crazy F—R—E—S—H Beat」のイントロが鳴り響くと、7万人から大歓声。リーダーの岩本照(31)が「国立!騒いでいこうぜ!」と叫び、特別な一夜の幕が開けた。
220トンを使用した高さ20メートルまで上がる噴水など、野外ならではのド派手な演出を連発。岩本のドラム演奏から始まるコーナーでは、総勢70人のマーチングバンドとともにパフォーマンスした。デビュー曲「D.D.」など全39曲を披露。最後は3000発の花火とともに「We’ll go together」で夢のひとときを締めくくった。
ライブを監修したのは嵐の松本潤(41)。同所での演出があることからメンバーが希望し、快諾を得た。声色など細部までアドバイスを受け、渡辺翔太(32)は「偉大な先輩だと感じましたし、勉強にもなりました」と振り返った。
旧国立を含めてもSMAPや嵐ら、限られたアーティストだけが立ってきた特別な地。19年に開場した現在の国立競技場では「STARTO ENTERTAINMENT」所属タレントが有観客公演を行うのは初めてだ。夢舞台に目黒やラウール(21)、阿部亮平(31)らが男泣きした。
深澤辰哉(32)は「自分たちが国立でライブできると思わなかった。5周年というタイミングで立てたことはうれしかったし、素敵な景色が目の前に広がっていて、感無量でした」と感謝。佐久間大介(32)は「これからも夢を終わらせず、続けられるように精進します」と伝説を紡いでいくことを誓った。
20日も同所で開催する。6月には日産スタジアムでも公演し、計4日間で28万4000人を動員する。20日公演の模様は全国368の映画館に生中継され、約25万人を動員。Snow Manが日本全体を沸かせていく。(糸賀 日向子)