宮沢博行氏 赤沢氏の「格下も格下」発言に指摘「切り取られる可能性を頭に置いてやらなければ」
2025年4月20日(日)20時50分 スポーツニッポン
元衆院議員の宮沢博行氏(50)が20日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)にコメンテーターとして生出演し、トランプ米大統領らと会談した赤沢亮正経済財政・再生相の「格下」発言についてコメントした。
トランプ政権による関税措置の見直しを求め渡米した赤沢氏は、会談にトランプ氏がサプライズ的に登場したことについて「(自分が)格下も格下なので、話をしてくれたことは本当に感謝している」などと述べた。これに野党を中心に批判の声が上がった。
この発言についてタレント熊田曜子は「格下発言も、たくさんしゃべったうちのほんの一部だから、こういうことをかいつまんでやられると何もしゃべれなくなる」などと、赤沢氏に同情した。
ところが宮沢氏は、「記者会見する時は、どんな短い言葉であっても切り取られる可能性があるということを、常に頭に置いてやらなければいけない」とし、赤沢氏の発言は「若干、不用意だったかなという感じはします」と指摘した。
言い回しで工夫できたというのが、宮沢氏の考え。「感謝という言葉は出てきたけど、“トランプさんが来たことで本気度を感じられた”とか、そういう言い回しができるんじゃないかと思う」と述べた。
赤沢氏の人柄についても説明した。「赤沢さんは優しくていい人なんです。私がこの番組で、総裁選の時に“高市さんと石破さんの一騎打ちで石破さんが勝つだろう”と言ったら、赤沢さんから“宮沢さん、ありがとう”とメールが来ましたから。そういう気遣いがあったりする人」。気遣いの人だと評した上で「ついついこの発言、ポロッポロとしゃべっちゃったんじゃないのかな。それが真相だと思う」と推測していた。