53歳人気バンドマン 急死したメンバーや仲間への思い吐露 音楽生活33年「寂しいというか...」
2025年4月20日(日)22時33分 スポーツニッポン
ロックバンド「サニーデイ・サービス」の曽我部恵一(53)が20日放送のテレビ東京「家、ついて行ってイイですか?」(日曜後8・50)に出演。急死したメンバーや仲間への思いを打ち明けた。
街中で出会った人物に交渉し、家を紹介してもらう同番組。
今回番組スタッフが深夜の東京・下北沢で出会ったのは息子と歩く曽我部だった。現在曽我部は音楽活動を続ける一方で、シングルファーザーとして3人の子供を育てているという。
スタッフを自宅に招き、家族写真が並べられたリビングや、音楽作業する地下部屋を公開。その中で「2001年に休止して、08年くらいにまた再活動し始めて。でもドラマーは数年前に亡くなって。肝臓を悪くしてたんで、まぁお酒なんですけど。肝硬変になったんで突然死といいますか…」と、18年に食道静脈瘤(りゅう)破裂のため47歳の若さで亡くなったドラマーの丸山晴茂さんに思いを馳せた。
続けてバンド「THEEMICHELLEGUNELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)」も「同期というか同じ世代なんですけど、チバ(ユウスケ)くんが亡くなっちゃって…」と振り返り、「同じころ始めたような人でも本当に亡くなっちゃったりするんだなって、うちのドラムもそうだけど。寂しいというかあまり信じられない…自分が元気だから…」とメンバーに続き同志との別れについても、いまだ受け入れられない様子を吐露していた。
サニーデイ・サービスは90年代後半にフォークを進化させた楽曲が新しいJ−ROCKとして音楽シーンを席巻。人気を博した2000年に解散するも、08年に再結成。現在も国内外で支持を集めている。