中田カウス 上方漫才協会10年に喜びもひとしお 副会長河井ゆずるに信頼「形はほぼ出来上がった」
2025年4月20日(日)21時4分 スポーツニッポン
漫才師の中田カウス(75)が会長を務める「上方漫才協会」の10周年記念特別興行が20日、東京・新宿のルミネtheよしもとで行われた。本公演を皮切りに5月18日の福岡公演など全国4カ所を回る。千秋楽は8月2日によしもと祇園花月で行われる。
同協会は大阪のお笑い文化の継承と発展のために、若手漫才師たちのサポートを行う目的で2014年12月に設立された。この日はタカアンドトシ、昨年のM—1グランプリ準優勝のバッテリィズらが出演し、満席の客席を沸かせた。
カウスは「今日出た子以外にももっとたくさんの子がいるので紹介していきたい。10年やってこられて良かったなという気持ちと最近副会長が誕生した。形はほぼ出来上がっております」と若手の台頭を喜んだ。今年副会長に就任したアインシュタイン河井ゆずる(44)は「僕にハマらない芸人は全員解雇していこうと思います」とジョークで強権を発動し、周りからツッコまれていた。
その一方で「劇場でご飯を食べられる芸人さんが増えるように、考えてやれたらなと思います」と副会長としての顔ものぞかせていた。