桂銀淑 18年ぶりの日本公演が中止 15年に覚醒剤で服役 興行ビザ発給認められず
2025年4月20日(日)4時55分 スポーツニッポン
韓国出身の歌手、桂銀淑(63)が19日、東京・新宿のヒルトン東京で26、27の両日に開催を予定していたディナーショーを中止すると発表した。18年ぶりの日本公演として注目されていた。
ディナーショーの公式SNSで「諸般の事情により中止とさせていただくこととなりました」と報告。関係者によると、興行ビザの発給が認められなかったためだという。チケットは払い戻される。
桂は1979年に韓国で歌手デビュー。85年に「大阪暮色」で日本デビューし、その後は「すずめの涙」や「北空港」などヒット曲を連発。88年から7年連続でNHK紅白歌合戦に出場した。
だが、2007年に覚醒剤取締法違反で執行猶予付き判決を受け、翌08年に帰国。15年には覚醒剤を使用したとして、麻薬管理法違反罪などに問われ服役した。出所後は薬物を断ち、歌手活動を徐々に再開。今回のディナーショーを機に日本での活動を再開するか、ファンの間で話題になっていた。