本村健太郎弁護士 釈放の広末涼子、今後の刑事処分について見解「不起訴で終わる可能性も出てきた」

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　弁護士の本村健太郎氏（58）が20日放送の読売テレビ系「上沼・高田のクギズケ！」（日曜前11・40）に出演。交通事故後に搬送された病院で看護師に暴行し軽傷を負わせたとして、傷害の疑いで逮捕され、16日に釈放された女優の広末涼子（44）について言及し、事件前に起こした追突事故の重大さについて私見を述べた。

　広末は7日午後、掛川市内の新東名高速道路上り線を運転中に、前を走る大型トレーラーに追突する事故を起こした。さらに、搬送先の病院で、院内をうろつく同容疑者を制止しようとした看護師の足を蹴ったり、腕をひっかいた疑いで、8日に現行犯逮捕。16日に処分保留で釈放された。

　本村氏は、広末が傷害罪か過失運転致傷罪に問われる可能性があると指摘。ケガの程度により罪の重さが決まる傷害罪については「最高で15年以下の懲役、または50万円以下の罰金なんですけど、今回の場合、足蹴りをして腕をひっかいたということで。そんなに大きなケガではなさそうってことがひとつ」と述べた。

　広末が釈放された理由として「看護師の女性と示談が成立したのではないかとみられています。（被害女性に）“寛大な処分をお願いします”と一筆書いてもらったかもしれない」と話し「検察の処分に影響しますから、不起訴で終わる可能性も出てきた」と明らかにした。

　また、広末の車に同乗していたエージェントの男性のケガは骨折と報じられていることについても触れ、「ケガの程度からすると、罰金かなと。ただ、同じ車に乗っていた家族とか知人の場合は、寛大な処分をお願いしますと通常は言いますから。検察も被害者の処罰感情を考慮した上で、寛大な処分ってことでもしかすると不起訴の可能性もある。不起訴になればおとがめなし。もしかすると罰金もあるかもしれないという状況です」と推測していた。