サンド伊達 下積み時代回顧 30歳で人気番組出演もまさかの生活苦「バイトができなくなっちゃった」
2025年4月20日(日)15時39分 スポーツニッポン
お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(50)が20日、MCを務めるバラエティー番組「かのサンド」(日曜前10・00)に出演。20年前の下積み時代について語る場面があった。
同番組は3月末で終了したフジテレビ系「ワイドナショー」の後番組としてこの日スタート。サンドウィッチマンの「終の棲家(すみか)」を見つけるために、地元宮城の後輩・狩野英孝とともに、毎回ひとつの街を取り上げ、絶品グルメや楽しいスポットを“街ブラの達人”であるサンドが散歩しながら探索していく番組。
初回は狩野がデビュー直後の下積み時代を過ごした東京・東中野を探索。思い出の地を歩きながら、互いの下積み時代についてトークを展開。狩野は「懐かしいな。何者でもなかった20年前、こうやって仕事でテレビを連れて来られるっていうのは感情的に…」としみじみ。かつてアイドルグループ「アイドリング!!!」のメンバーとして活動していた朝日も「私もずっとお台場で毎日、何のリハーサルしてるんだろうって。毎日毎日リハーサルして…ライブは楽しかったんですけど。グループで売れたいっていろいろあったけど」と懐かしんだ。
伊達は「今、いくつになったの?」と質問。朝日が「30歳になりました」と答えると、伊達は「でも、まだ30歳だもんね。いやー、凄いよね、そう考えると。俺らがちょうど『エンタの神様』に出られたのが30歳。30歳までテレビでネタできなかったからね」と回顧。「だから30歳でようやくお笑いの収入があったのかな、ちょろっと。営業があったりとか。でも、6万とか7万とかね、給料ね。2年ぐらい。そんなだよ」と当時を振り返った。
狩野も「お笑いで6万、7万稼げた時、ちょっと感動しましたよね」。伊達は「俺感動したよ。バイト辞めていいんだって。いや、辞めていいのか?って」と苦笑。相方の富澤たけしも「これバイト辞められねぇよな、って」。
それでも、伊達は「当時、『エンタの神様』とか当時視聴率25%とか取ってたから、1回2回出ると、意外と見てる人は見てる。で、アルバイトができなくなっちゃった。だけど給料は7万とか。だからそっからもう借金なんだよ。本当にリアルな話するけど、変な話だよね」。
富澤も「打ち合わせだなんだは多くなってくるんだけど、それはお金、別に発生しないし。その間バイトもできないしね」と話した。