オールスター後夜祭のクイズ「もとやはどれ?」の答えがすごい——てれびのスキマ「テレビ健康診断」

4月21日(日)17時0分 文春オンライン

 春と秋の改編期の風物詩となっている大型クイズ特番『オールスター感謝祭』(TBS)。今回も福山雅治を筆頭にめったにバラエティ番組では見ることができない“スター”たちがクイズやゲーム企画に挑んで大いに盛り上がった。番組終了から約1時間。深夜1時を回ろうかという時間に、まったく同じセットが画面に映し出された。その席にも100人を超える出演者が並んでいる。ただ違うのは、ほぼ全員が芸人だということだ。これは昨年から『感謝祭』の日の深夜に併せて放送されている『オールスター後夜祭』。『感謝祭』から引き続き残った芸人に加え、空いた122席に新たな芸人が入り、計156名もの芸人が一堂に会した。それを束ねる司会は有吉弘行だ。ルールはまったく同じ。基本的に4択問題が出題され、キーパッドで答えていく。



有吉弘行 ©共同通信社


 最初の問題は「もとやはどれ?」。選択肢には和泉元彌のモノマネをしているチョコレートプラネットの長田、和泉元彌の母・節子、ささやき女将、アパホテルの社長の顔写真が並ぶ。「ん?」「え?」と戸惑いの中、長田を選ぶ解答者が多い。しかし正解はアパホテルの社長。なぜなら彼女の名前が「元谷芙美子」だからだ。いきなりの難問。一気に24人に減ってしまうのだ。もちろん『感謝祭』にまつわる問題もある。「『噂の!東京マガジン』チームにいたの誰?」というよく見ていればわかる問題から、森脇健児が「赤坂5丁目ミニマラソン」に出場前に言った「身体からボディ、ボディからマシーン、マシーンからゴムまりになる。テーマはゴムまり」という意味不明な発言に対して、解答席にいた堀内孝雄が何とツッコんだか、というオンエアには乗っていない発言を問う問題まで。両方見ていたらより面白い。


 他にも戒名クイズや、マンガなどの登場人物の名字で実在するものはどれかなど、普通のクイズ番組では扱わない、それでいて、クイズとしてもちゃんと面白い問題が続く。もちろん、この番組お馴染みの「旧満州出身」問題や「ロード」問題も欠かさない。さらに、格闘技ファンには伝説と語り継がれている佐山聡のシューティング合宿のVTRや『ガチンコ!』での名シーンが流れるなどテレビっ子垂涎のクイズが続く。



『感謝祭』では、マラソンやアーチェリーなどイベントがメインになってしまったが、『後夜祭』は、『感謝祭』の原点回帰をするかのようにクイズメイン。悪ふざけと悪意をまぶしつつも、クイズとしてもしっかりしていて絶妙の難易度なのが楽しいし痺れる。深夜の2時間生放送で終わるのは深夜3時。始まる前は夜遅くなりすぎてしまうなあと思ってしまうが、いざ始まってみると毎回あっという間。もはや朝までやってほしいくらいだ。



INFORMATION


『オールスター後夜祭'19春』

TBS系 4/6放送

https://www.tbs.co.jp/program/kouyasai_20190406.html




(てれびのスキマ/週刊文春 2019年4月25日号)

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