「私の解放日誌」から3年…硬軟自在の色気を放つソン・ソックが新たな魅力見せる?
2025年4月21日(月)17時0分 シネマカフェ
ソン・ソック Photo by Han Myung-Gu/WireImage
「まぶしくて—私たちの輝く時間—」「私たちのブルース」の名優キム・ヘジャと“夫婦”を演じるのは、ソン・ソック。5月にはキム・ダミと共演する本格心理サスペンス「ナインパズル」も控え、今年も熱い視線を集めている。
ソン・ソックは中学生でアメリカに留学、ドキュメンタリー監督を夢見ながらも、兵役後にカナダでバスケットボール選手を目指す中で演技に目覚める、という異色の経歴の持ち主。
2017年、『マトリックス』のウォシャウスキー姉妹が手がけたNetflixシリーズ「センス8」でペ・ドゥナと共演してドラマデビュー。「マザー〜無償の愛〜」「最高の離婚〜Sweet Love〜」と、日本ドラマのリメイク作品でも存在感を発揮した。
そして、“ク氏”を演じた「私の解放日誌」(2022)で大ブレイク。キム・ジウォン演じるヨム・ミジョンの「私をあがめて」というセリフや、寡黙でそこはかとない色気を放つ“ク氏”に沼落ちするファンが続出した。
同じ年には、マ・ドンソク主演『犯罪都市 THE ROUNDUP』の強烈な悪役カン・ヘサンも話題となった。
今回の「君は天国でも美しい」は「私の解放日誌」キム・ソギュン監督との再タッグ。妻イ・ヘスク(キム・ヘジャ)や記憶を失った女性ソミ(ハン・ジミン)らと、天国を舞台に幸せを模索する夫コ・ナクジュンとして一風変わったラブロマンスを届ける。
また、今年はスクープを狙う社会部記者イム・サンジン役を熱演した映画『コメント部隊』が日本公開されたが、ペ・ドゥナと再共演し“恋愛未経験者”を演じた『ウイルス』(原題)が5月7日より韓国公開を迎える。
5月21日より配信されるディズニープラス「ナインパズル」では「カジノ」「殺人者のパラドックス」に続く刑事役。プロファイラーのユン・イナ(キム・ダミ)を容疑者だと信じて疑わないキム・ハンセム役を演じており、こちらでも硬軟自在の色気と味のある演技を余すことなく見せてくれるはずだ。
“遅咲き”のブレイク俳優
☆ソン・ソック プロフィール
生年月日:1983年2月7日生まれ
出身:韓国・大田広域市。
☆主な出演作
「センス8」(2017・2018、ドラマ)
「マザー〜無償の愛〜」(2018、ドラマ)
「SUITS/スーツ〜運命の選択〜」(2018、ドラマ)
「最高の離婚〜Sweet Love〜」(2018、ドラマ)
「サバイバー:60日間の大統領」(2019、ドラマ)
「恋愛体質〜30歳になれば大丈夫」(2019、ドラマ)
『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』(2019、映画)
「D.P.-脱走兵追跡官-」(2021・2023、ドラマ)
「智異山〜君へのシグナル〜」特別出演(2021、ドラマ)
『恋愛の抜けたロマンス』(2021、映画)
『UNFRAMED/アンフレームド』「再放送」(2021、映画)※監督
「私の解放日誌」(2022、ドラマ)
『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2022、映画)
「カジノ」(2023、ドラマ)
「殺人者のパラドックス」(2023、ドラマ)
『コメント部隊』(2023、映画)