「国がある程度守っていると勘違いしていた」 倉田真由美氏、コメの高騰めぐる政府の対応を批判
2025年4月21日(月)14時0分 J-CASTニュース
漫画家・倉田真由美氏が2025年4月20日、自身のXを更新。コメの価格が高騰していることを受け、「こんなに価格の制御ができないとは」などと政府の対応を批判した。
「米の価格、たった一年で倍近くの値上がり」
農林水産省によれば、コメ取引の代表的な指標である「相対取引価格」で、25年3月の価格は、全ての銘柄の平均が60キロ当たり2万5876円だった。1年前の24年3月と比べると1万448円高い一方、前月の25年2月と比べると609円値下がりした。相対取引価格で見ると、1年前から約7割ほど値上がりしている。
倉田氏は20日、コメの価格高騰を受け、「米の価格、たった一年で倍近くの値上がり。日本人の命の源である米だけは、国がある程度守っていると勘違いしていた」とXに投稿。最後に「こんなに価格の制御ができないとは」と政府の対応を批判した。
これまでにも、この高騰について倉田氏はXで言及していた。15日の投稿では、「今年4月から一人暮らしを始めた人、ほんのちょっと前まで5キロ米が2000円くらいで買えたなんて信じられないだろうな」とコメント。
また、8日の投稿では、「凶作でもないのに日本の食の根幹を支える米がこれほど急激に大きく値上がりし、戻らないとは」とした上で、「日本の安全安心な暮らしなど、吹けば飛ぶような脆さであることが露呈した」と指摘している。