中井貴一 「超人気女優」も発掘!小池栄子と今田美桜に金言、知られざる“女優開花”の才能
2025年4月21日(月)11時0分 女性自身
「月9『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)が4月14日にスタートしました。中井貴一さん(63)と小泉今日子さん(59)がW主演を務める同作。11年ぶりでしたが、2人の掛け合いは息ぴったりでしたね」(テレビ局関係者)
月9の史上最年長主演を務めている63歳の中井。『続・続・最後から二番目の恋』の放送が発表された際に、《同世代にも、若い世代にも、共感して頂けるドラマになるよう努めます》と、コメントを寄せていた。
役者として存在感を発揮し続ける中井だが、もう一つの“顔”があったーー。
「中井さんはこれまでたびたび女優の才能を開花させてきました。
’08年のNHK連続テレビ小説『瞳』に看護師役として出演していた吉田羊さんの後ろ姿をテレビで見て、そのリアルな演技を絶賛。当時、撮影していた中井さんの主演ドラマ『風のガーデン』に抜擢したのです。
さらに三谷幸喜さん(63)に紹介して、吉田さんがブレークするきっかけを作ったといいます」(芸能関係者)
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が代表作の女優・小池栄子(44)にハッパをかけたのも中井だ。
’22年3月に小池が『あさイチ』(NHK)にゲスト出演した際、’09年のドラマ『スマイル』(TBS系)の撮影の空き時間に中井に相談したと明かしていた。芝居とバラエティの両立に悩んでいた小池に中井は、「人生貧欲に」「俳優を続けたいなら断る勇気を持ちなさい」という言葉を授けたという。
これを小池は、「俳優を続けたいなら、バラエティはお断りして、その姿勢というか覚悟が関係者には伝わるから、あれもこれも欲しいで今のままいくのはよくないよ、みたいな意味でおっしゃったんだ」と解釈したと説明。覚悟を決めてバラエティの仕事を抑え女優業に邁進し、今の地位をつかみ取ったというのだ。
そして今をときめく朝ドラヒロインにも中井の導きがーー。
「朝ドラ『あんぱん』の主演・今田美桜さん(28)も中井さんから大きな影響を受けたそうです。
’18年、2人が共演したドラマのクランクアップの際に、今田さんは中井さんから、『お前は30点でいけ!』と声をかけられたそうです。真意は説明されていないそうですが、今田さんは“飾らずそのままでいけ”という意味だったと理解したといいます。定期的に“自分をよく見せたい”という思いもよぎるそうなのですが、助言を受けて以降、自分らしさを大切にするようになったと聞いています。
『あんぱん』のヒロインオーディションに合格できたのも、中井さんの言葉が生きたのかも……」(前出・芸能関係者)
多くのオファーが届く順調な役者業の傍ら、“続・続”と女優を見いだしてきた中井。次は誰をブレークさせるのか!?