鈴木亮平こん身のスピーチに“花嫁”有村架純も涙 映画『花まんま』スペシャルメイキング映像
2025年4月21日(月)14時15分 オリコン
映画『花まんま』(4月25日公開)メイキング写真 (C)2025「花まんま」製作委員会
鈴木は、脚本を読んだ時の感動を超えたいという強い想いを明かし、「読むたびに毎回涙してましたし、この感動を自分が出ることで脚本を読んだ時の印象よりも下回りたくないなと思っていたんですよね」とコメント。本作にかける特別な思いが伝わってくる。
そんな鈴木との初対面の印象について、有村は「"よろしくお願いします"ってごあいさつさせていただいた時から、もうたたずまいが完成されていた」と、鈴木の役作りの完成度の高さに驚いたという。
一方、鈴木も「心地の良い関係性の中で出来たのは、フミ子が有村さんだったからだなと思います」と共演者としての信頼を置くことができたからこそ、深い絆で結ばれた兄妹像を自然体で演じることができたようだ。
映像の中には、先日の完成報告会見イベント(3月31日実施)でも話題にあがっていた、オール阪神の"猫背"や"鳩胸"のギャグを行う場面も。有村は共演者たちについて「本番以外のところでも現場をすごく盛り上げてくださっていたのが印象的です」と笑顔をみせる。
また、本作の大切なシーンである結婚式のスピーチについて、鈴木は俊樹の心情に寄り添うため、監督やプロデューサーと相談しながらスピーチを作り上げたことを明かす。鈴木は「元々素晴らしいスピーチが書かれていましたが、俊樹は本当にここにたどり着くんだろうかとちょっと疑問に思ったので、それをプロデューサーと監督に相談した時に、このシーンは最後の最後に撮るので、俊樹を演じていく中で感じたことを3人で考えて言葉にしていきましょうと言っていただいた」と、振り返った。
本番での鈴木のスピーチは、エキストラやスタッフ含め撮影に立ち会った全員が本当の涙を流し、中には嗚咽する人もいたそう。有村も「いろんな無いはずの思い出がたくさんあったんです。自然とそのエピソードを聞いていく中で、いろんな姿を想像できて、勝手に涙がこぼれていくみたいな、泣こうとしていないのに心が毎カット毎カット不思議と動かされていって、わたし的にもあれは不思議な体験だったなという風に思っています」と、その感動的な撮影現場でのエピソードを語っている。