染谷将太、『べらぼう』で喜多川歌麿演じ絵が楽しく「筆が乗ってくる」
2025年4月21日(月)13時6分 オリコン
『蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児』広報アンバサダー取材会に出席した染谷将太(C)ORICON NewS inc.
江戸時代の傑出した出版業者である蔦重こと蔦屋重三郎は、喜多川歌麿、東洲斎写楽といった現代では世界的芸術家とみなされる浮世絵師を世に出したことで知られている。本展ではその蔦重の活動をみつめながら、天明、寛政期を中心に江戸の多彩な文化を見ることができる。
そんな同展の広報アンバサダーには、現在放送中のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で天才絵師・喜多川歌麿を演じる染谷が就任。一足先に特別展を見たという染谷は「『べらぼう』を今撮影中なんですけれども、歌麿を演じてる身でもあり、撮影で使われたものもたくさんあり、本当に感動しましたし、鳥肌が立った」と話す。
歌麿の作品の数々も展示されているが「時代で変化している作品たちを、こうやって並べてみることができるってのは、すごいなと思いまして、たくさんの発見がありました」と驚きを語った。そんな歌麿を演じるにあたっての苦労を聞かれると「自分含め、実際に絵師を演じている皆さんは自分で描かれてるんですけれども、その練習もあり…難しいです」と歴史上の絵師を演じる難しさを明かす。
難しいながらも「でもすごく楽しくて」と話す染谷。「なんですかね、筆が乗ってくるというか、描いていると気持ちが高ぶってくるんです。だからすごく大好きな時間でもあります」と笑顔。「演じる上でも、資料があんまり残っていなかったりとか、すごく想像しながら演じなければいけない部分も多々あるんですけども、それに悩みながらも、逆に、自分の想像力を大きく膨らませて演じるという時間をとても楽しんでいます」と喜多川歌麿を演じる楽しさも語った。