彬子さま「ごきげんよう」でスタート 皇族50年ぶり「オールナイトニッポン」パーソナリティー

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　三笠宮家の長女・彬子さま（43）が、21日放送のニッポン放送「ニッポン放送開局70周年特別番組　彬子女王のオールナイトニッポンPremium」（後6・00）に出演され、皇族としては半世紀ぶりに同番組パーソナリティーを務めた。

　「ごきげんよう。彬子女王です。今夜、『オールナイトニッポンPremium』で初めてのラジオパーソナリティーを務めることになりました」と、冒頭から丁寧なあいさつで番組はスタートした。

　75年には彬子さまの父で「ヒゲの殿下」の愛称で知られていた寬仁さまも「オールナイトニッポン」のパーソナリティーを担当された。彬子さまは「50年の時を経て、親子でパーソナリティーを務めることになりました」と説明した。

　冒頭の“ごきげんよう”について「違和感を覚えられた方もおられるかもしれません」と前置き。「私、実は“こんにちは”とか“こんばんは”をあまり言う機会がございません。散歩ですれ違う方に、“あ、こんにちは〜”とか“こんばんは〜”とか（イントネーションを）関西弁っぽくは言えるのですが、あまりここで“こんばんは”と、普段あまり使い慣れない言葉を使うよりは、“ごきげんよう”の方が私らしいかなと思いまして、今回はごきげんようで進めさせていただきたいと思います」と、その真意を明かした。

　女性皇族として初めて海外での博士号を取得したり、京産大日本文化研究所の特別教授に就任したり、英国留学時代の体験談をつづった著書「赤と青のガウン」がベストセラーになるなど、皇族の中でも多くの話題を提供してきた彬子さま。「良くも悪くも、さまざまなニュースがあったんですけれど、今回の『オールナイトニッポン』でパーソナリティーをするというのが、今まで発表されたどんなニュースよりも反響が大きくて、本当にたくさんの方から連絡が参りました。そこで、この『オールナイトニッポン』というのがどれくらい凄い番組なのか、実感した次第です」と、反響の大きさに驚きを口にしていた。