彬子さま 「女王」めぐる意外な誤解「彬子女王と言われると実は...」 ユーモアまじえ説明
2025年4月21日(月)18時55分 スポーツニッポン
三笠宮家の長女・彬子さま(43)が、21日放送のニッポン放送「ニッポン放送開局70周年特別番組 彬子女王のオールナイトニッポンPremium」(後6・00)に出演され、“女王”の意味について説明した。
番組にはアシスタント役として、落語家の立川志の八も出演。「今日は何とお呼びすれば…」と問われた彬子さまは「彬子さまでよろしいかなと思います」と答えた。
そんな流れから、皇室ならではの身位や敬称、さらには言葉遣いについて説明した。彬子さま付くのは女王だが、「女王を敬称だと思ってらっしゃる方が多くて」と打ち明けた。「よくお話しする時に“彬子女王は…”とか言われることがあるんですけど、実は女王というのは身位なので、皇室のランクがさまざまある中で親王、内親王、上皇、女王とある中の女王で」と説明。女王は敬称ではないことを明かした。
その上で、「敬称の部分は“殿下”なんですね。なので、彬子女王と言われると、実は呼び捨てになってしまう」とも説明していた。
また「時々、逆に“女王殿下さま”と言われたりすることもあるけど、それは二重敬称。チゲ鍋(鍋の鍋)みたいな。そういう感じになってしまう」と、ユーモアをまじえて解説した。
著書の中では、父の寬仁親王殿下に対し敬語を使っていることがあるという。これについて「父の方が身位が上なんですよ。親王でいらっしゃるので、上なので、女王の立場としては敬語を使うのが当然ということで。敬語で普段、お話ししていました」と説明。「普段お話しする時に、“寬仁親王殿下が…”と言うと、あまりによそよそしいなと思いまして。お話しする時とか、文章を書く時なんかは、“父が”というような言い方で。そこに敬語がつくのに違和感がある方もいらっしゃるかもしれませんが、私としてはそういうスタンスで、敬称を考えております」と明かした。
志の八からは「よく“女王様とお呼び”というのは合ってるんですね?」と、品位の面で微妙な質問が。彬子さまは「そうそう。よく言いますか?」とかわしていた。