SUPER EIGHT大倉忠義 父・忠司社長と初共演 鳥貴族40周年でコラボ企画実現「うれしい」
2025年4月21日(月)12時5分 スポーツニッポン
SUPER EIGHTの大倉忠義(39)と、父で大手居酒屋チェーン「鳥貴族」の創業者である大倉忠司社長(65)が21日、都内で「鳥貴族40周年コラボ企画記者発表会」に出席した。2人が公の場で2ショットを見せるのは初めて。「ご存じの方も多いかと思いますが、大倉忠義さんが鳥貴族創業者である大倉社長のご長男です」と紹介されると忠義は満面の笑み。「自分自身も40歳となる年にコラボできてうれしい」と喜びを語った。
「鳥貴族」が来月1日に40周年を迎えることを記念し、創業者氏忠司の長男で鳥貴族と同い年の忠義とのコラボ企画が実現した。企画は来月1日にスタートする。
忠司社長は「いつもテレビを通して息子のタレント活動を見ていました。そのときはタレントの1人として見ていました。こうして一緒にコラボを初めて、息子であり、タレントであり、ちょっと複雑な心境です」と語る。一方の忠義は「小さい頃から一号店から見てきている子供ですので父親を見て大きく育ったなと思います」とにやり。忠司氏は「ばかやろう」とツッコみ、2人で笑顔を見せた。
忠義考案の「串ナゲットグリーン」「ニラ玉グリーン」も来月1日から提供される。ポイントを聞かれ「居酒屋の息子らしくお酒が大好き。お酒が進むものというのと、SUPER EIGHTのメンバーカラーグリーンをどこかに入れていただけないかということでこういった形になりました。僕のことを知らない方もグリーンなんだと思っていただけたらウィンウィンです」。忠司社長は、忠義考案のメニューを「私自身ニラ玉大好きなのでそこは考えてくれたのかな」と語る一方、「串…」は「SUPER EIGHTにちなんで8本。凄いボリュームです。売れば売るほど損するかなとやめてほしかったけど押し切られました。初めて憎しみを持ちました(笑い)」とチクリ。「今のメンバー数に合わせてくれたら良かったのに」とぼやき、忠義は「ええやないか。商売人やな」とツッコんでいた。
さらに、鳥貴族1号店である俊徳店が復活オープン。忠義は「小さい頃の自宅までの帰り道の途中にあった。お昼まで学校の日は個々で串にならなかった切れ端を焼いてもらってお昼ご飯を食べていた。育ってきた青春の中の一コマ」と思い出を話した。忠司氏は「1号店が5月1日に創業して、同じ月の16日に息子が生まれた。やはり鳥貴族と息子が重なり合うところがある。当時は赤ん坊で、一号店結構ずっと赤字で、息子の顔を見てこの子らを路頭に迷わすのかなとかそんな思いがあった」と当時の思いを語った。
1号店は当時の店舗をほぼ再現している。忠義は「楽しみですね。自分も行ってみたい」と期待を寄せた。
ファンの間では鳥貴族と忠義の関係は有名で、エイター(SUPER EIGHTのファンの総称)が鳥貴族に行くことは「納税」と称されている。