ナルシストなイケメン勇者だからできた最高の愛情表現「葬送のフリーレン」ヒンメル像、建立の理由に胸が熱くなる
2025年4月22日(火)22時0分 ABEMA TIMES

単なるナルシストゆえの行動と思いきや……!?アニメ「葬送のフリーレン」第7話で、勇者ヒンメル(CV:岡本信彦)が自分の銅像をいくつも建立させる“深い理由”が明かされて、多くの視聴者を感動させた。
【映像】勇者がフリーレンのために残したもの(7分19秒ごろ〜)
ヒンメルは、過去にフリーレン(CV:種崎敦美)と一緒に冒険し、魔王を倒した勇者。自称イケメンのナルシストなのが玉にきずだが、仲間思いで、困っている人を助けずにはいられない優しい性格の持ち主だ。
第7話で、フリーレンは、仲間たちとの思い出を振り返った。ヒンメルは、勇者として、自分の銅像を作ってもらうことに積極的だ。フリーレンが理由を尋ねると、ヒンメルは、「みんなに覚えていてほしいと思ってね。僕たちは、君と違って長く生きるわけじゃないから」と答えた。「後世にしっかりと僕のイケメンぶりを残しておかないと」と冗談めかして言いつつも、「でも一番の理由は、君が未来でひとりぼっちにならないようにするためかな」と長命種であるエルフのフリーレンを気遣った。
その言葉の通り、ヒンメルの死後にフリーレンは彼の銅像と“再会”することができた。ヒンメルの思いやりに、ネット上で、「こんな未来のことまで気遣ってたなんて」「ちゃんとフリーレンを考えての行動なのね」「イケメンにも程がある」「フリーレン愛が深い」と感動の声が続出した。
現在一挙配信中のアニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で連載中の原作・山田鐘人氏、作画・アベツカサ氏による同名漫画が原作。魔王が討伐された“その後”の世界を舞台に、1000年以上生きる魔法使いのフリーレンが “人を知るための旅”に出る物語だ。数々の賞を受賞するなど絶大な支持と評価を得る原作コミックスは既刊14巻、現在で累計発行部数2400万部を超える。また、2026年1月よりテレビアニメ第2期が放送されることが決定している。
※種崎敦美の「崎」は、正式には“たつさき”
(C) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会