あの男が留守番=ジオン勝利!?「ガンダムジークアクス」で描かれた“やらかし”なき世界線
2025年4月22日(火)12時0分 ABEMA TIMES

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第2話が4月15日より順次放送中。ある意味で一年戦争の行方を大きく変えたと言える“ジオン最大の戦犯”ことジーンがいないパラレルワールドが描かれ、「機動戦士ガンダム」と真逆の展開がファンに衝撃を与えた。
【映像】ジオン勝利フラグ!?"お留守番”が明らかになった瞬間(4分1秒ごろ〜)
「機動戦士ガンダム」第1話に登場するジーンは、地球連邦軍の軍事施設にやってきたジオン軍の偵察隊の1人。ジーンが上官の命令を無視して攻撃を始めたせいで、民間人のアムロ・レイがガンダムに乗り込んで戦うことになった。つまりジーンの暴走さえなければ、アムロというパイロットは誕生していなかったかもしれないのだ。そのため、「機動戦士ガンダム」ファンの間では、ジーンのことを“ジオン最大の戦犯”と呼ぶ声もある。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」第2話「白いガンダム」では、「機動戦士ガンダム」のパラレルワールドとも言うべき展開が描かれた。物語は、宇宙世紀0079年に遡る。ここで地球連邦軍の軍事施設の偵察にやってきたのは、“赤い彗星”ことシャア・アズナブル(CV:新祐樹)。ザクを修理に出したジーンの代わりに、シャアが直々に偵察任務に加わったらしい。
その結果、なんとシャアは、地球連邦軍の新型モビルスーツを奪取することに成功。ガンダムのパイロットとして八面六臂の活躍を見せ、ジオン軍有利に戦局を導いていった。まさかジーンの不在によって、ここまで戦局が変わるとは……。
歴史が変わった瞬間に、ネット上は「ジーンはザクの修理で来れなかったのか」「歴史の分岐点:戦犯ジーン」「ジーンが来れなかっただけ、アムロがあの場にいなかっただけでここまでお話が変わっちゃうものなのか……」と大盛りあがりだった。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場版は、興行収入33億4000万円を超える大ヒットを記録した。
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