反逆者ネッド・ケリーの苛烈な物語を映像化『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』予告編

2021年4月22日(木)18時30分 シネマカフェ

『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』(C) PUNK SPIRIT HOLDINGS PTY LTD, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, ASIA FILM INVESTMENT GROUP LTD AND SCREEN AUSTRALIA 2019

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『1917 命をかけた伝令』のジョージ・マッケイが主演、ニコラス・ホルト、ラッセル・クロウ、チャーリー・ハナムら豪華共演の『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』から予告編が解禁された。



19世紀、オーストラリア。腐敗した権力に屈することを拒否し、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、国中にその名を轟かす反逆者となったネッド・ケリーを描く本作。これまで英雄としてのみ語られていたネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出そうと苦悩し、怒り、闘う、ひとりの若者として描き出したピーター・ケアリーのブッカー賞受賞同名原作を映画化した。


この度、公開された予告編は、19世紀の荒廃したオーストラリアの大地で、ジョージ演じる、貧しいアイルランド移民の子ネッド・ケリーが銃の撃鉄を起こし何かへと向かう姿から始まる。生活のため、山賊(ラッセル・クロウ)に売り飛ばされた幼きネッドはやがて成長し、無実の罪で反逆者へと仕立てられていく。


横暴な警官(チャーリー・ハナムやニコラス・ホルト)たちからは「君たちが苦しむのを見たい」「逮捕するしかない」と脅され、母まで投獄された末、やがてネッド率いる四角い鉄兜をかぶった反逆者集団「ケリー・ギャング」が誕生する。


打ちのめされるような苛烈なシーンと、それでも悲惨な境遇を打ち破ろうとする若者たちの様子が次々と展開。後半に流れるのは、なんとジョージはじめ、ケリー・ギャングを演じる4人の役者たちで映画の役作りのためだけに結成されたパンクバンド「FLESHLIGHT」の楽曲。パンクロックのミュージックビデオさながらの、独創的な世界観を生み出している。


また、パンク精神を感じさせるネッド・ケリーを熱演するジョージや、ニック・ケイヴを父に持つアール・ケイヴらの追加場面写真も解禁されている。


『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』は6月18日(金)より渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。

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