*以下「さらば源内、見立は蓬莱」の放送内容のネタバレを含みます。
●「さらば源内、見立は蓬莱」あらすじ
家基(奥智哉さん)の急逝した事件は確固たる証拠を得ぬまま幕引きに。
意次(渡辺謙さん)から、これ以上詮索を控えることを告げられた源内は激怒する。
一方、源内の住む“不吉の家”と呼ばれる屋敷を訪ねた蔦重。そこで正月に出す戯作の新作を依頼するも、源内が時折、奇妙な言動を繰り返す様子が気になっていた。
そんな矢先、蔦重や意次のもとに“源内が人を斬った”という知らせが届き…。
2025年4月22日(火)15時14分 婦人公論.jp
(『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』/(c)NHK)
横浜流星さん主演の大河ドラマ『べらぼう』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第16回「さらば源内、見立は蓬莱(ほうらい)」が4月20日に放送され、話題になっています。
*以下「さらば源内、見立は蓬莱」の放送内容のネタバレを含みます。
●「さらば源内、見立は蓬莱」あらすじ
家基(奥智哉さん)の急逝した事件は確固たる証拠を得ぬまま幕引きに。
意次(渡辺謙さん)から、これ以上詮索を控えることを告げられた源内は激怒する。
一方、源内の住む“不吉の家”と呼ばれる屋敷を訪ねた蔦重。そこで正月に出す戯作の新作を依頼するも、源内が時折、奇妙な言動を繰り返す様子が気になっていた。
そんな矢先、蔦重や意次のもとに“源内が人を斬った”という知らせが届き…。
見慣れぬ男・久五郎から、かつて神山検校が住んでいた屋敷、通称“不吉の家”を紹介された源内はそちらへ移り住むことに。
戯作の新作を依頼すべく、その屋敷を訪れた蔦重は源内の奇妙な言動が気になります。
その後、久五郎から勧められた強いたばこを吸って正気を失った源内。丈右衛門から峰打ちされたのちに源内が目を覚ますと、そばに久五郎の死体が…。
結局、源内は殺人の疑いで逮捕されて牢に入れられてしまいました。
(『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』/(c)NHK)
逮捕の一報を聞いて牢を訪ねた意次。
そこでの格子越しのやりとりで<意次の回した用人>と源内が思い込んでいた丈右衛門のことを意次は知らず、罠だったことが明らかに。
真相にたどり着いた意次は奉行所に訴え出ようと考えますが、騒ぎを広げるべきではないと考える嫡男の意知から止められたために、源内を見殺しにすることを決断。
その後、田沼屋敷を訪れた蔦重らは、源内が書き残した『死を呼ぶ手袋』の原稿1枚以外は持ち去られた形跡があったことや、刀は既に手放していたうえ、下戸だった事実を告げて源内の助命嘆願をします。
しかしやりとりの最中、源内が獄中死したことが判明。
そのことを意知から知らされると、蔦重は「本当は源内に死んでほしかったのではないか」と意次へ放言。さらに涙ながらに「忘八!」と罵り、怒りをぶつけます。
それから部屋を出ると、蔦重から預かった『死を呼ぶ手袋』の原稿を「焼き捨てるように」と側近・三浦庄司に手渡した意次。
三浦がその原稿に目を通すと、場面は回想シーンへ。
「近頃お江戸に流れしは死を呼ぶ手袋の噂。そこに目を付けたるは稀代の悪党。その噂を使い、あちらこちらで人殺し。だがその鬼畜の所業に気付いたる男がいた。その名も七ツ星の龍。しかし悪党も大したもの。なんとその龍こそを人殺しに仕立て上げる。危うしの七ツ星。そこに現れたるは古き友なる源内軒。これより幕を開けたるはそんな二人の痛快なる敵討ちーー」
と筆を進めたところで微笑む源内の様子が流れます。
(『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』/(c)NHK)
すると意次は「源内…言うたではないか。お前のために忘れよと…」とつぶやきながら、大粒の涙を流すのでした。
先進的なアイデアを思い浮かべては、成功と失敗を繰り返し、ときに”山師”ともよばれた源内が罠にはめられて獄死。ことあるごとに源内の力を借りてきた蔦重は大きなショックを受けることに。
また一度は対立した意次とも、牢の格子越しに涙を流しあい、深いところで通じ合っていた様子を見て感涙する視聴者も多かったようです。
たとえば「安田顕さんと渡辺謙さん、このオッサン同士の涙と鼻水ボロボロの友情劇にこれほどまでに視聴者の心を鷲づかみにし、感情移入させる演技というのは、苦難を伴う長い役者人生の到達点なのであろう」「『おまえごときには、わからんのだよ、俺と源内の関係は!』という慟哭にも似た叫びにも聞こえる、このセリフの深みよ! 蔦重に、この田沼意次の思いをわかれと言っても無理だけど、ああ、でも、あまりに哀しすぎる!」「このドラマで一番恐ろしいのは森下佳子。なんちゅう脚本を書くんだ。阿片中毒からの濡れ衣。更に田沼意次が匿った説まで絡ませて。べた褒め」などの声がネットでは見られました。
さらには源内の声で朗読された『死を呼ぶ手袋』で記されていた<七ツ星の龍>が田沼意次その人を指していた事実にたどり着いた視聴者も。
「七ツ星って田沼意次その人のことじゃん!!!田沼氏の家紋、七曜紋……!」「龍って意次の幼名の龍助でしょ!おかしくなったと囁かれる源内先生が手袋の出所だけで真実を見抜き、喧嘩別れしたように見えてもバディとして悪に立ち向かう話でしょ〜!」といった声が、SNSなどに見られていました。
調べてみると、実際に1つの星を中心に周りに6つの星を巡らせて描き、北斗七星を象ったとも言われる<七曜紋>は田沼の家紋で、劇中でも意次の周囲でよく見られていました。
そして龍助もやはり意次の幼名。同じNHKで放送されていたドラマ『大奥』で、のちに田沼意次となる”田沼たつ(龍)”役を當真あみさんが演じていたのを覚えていらっしゃる視聴者も多いのかもしれません。
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大河ドラマ第64作となる『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。
蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。
さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。
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