内田裕也&樹木希林ファミリー登場「おじいちゃんと呼んだことは一度もない」 “内田邸”潜入で娘&3人の孫がテレビ出演
2025年4月22日(火)6時0分 オリコン
22日放送『プラチナファミリー』2時間SPより(C)テレビ朝日
レギュラー放送第2回となる今回は、多彩な才能が集う芸能一家“内田裕也&樹木希林ファミリー”の知られざる素顔に迫る。ロックスター・映画人・プロデューサーとして活躍した大スター・内田裕也さんと、昭和と平成を代表する俳優の樹木希林さんを両親に持ち、文章家として活躍する内田也哉子。そして、也哉子の夫は、「シブがき隊」としてデビュー後、俳優として活躍し、映画『おくりびと』(2008年)でアカデミー賞を受賞した本木雅弘と、一家はまさに“芸能界のプラチナファミリー”。小泉がその住まいに潜入し、娘・也哉子と、モデルとして活躍する孫・UTAが登場し、小泉とともに裕也さん&希林さんとの思い出の数々を振り返る。
小泉は内田家の住まいを訪問。リビングには「魔除けにもなる」と存在感を放つ内田さんの写真や、樹木さんが「物を最後まで使い切る」という信条でリメイクした家具、トロフィーを再利用したランプなどが並び、独特の世界観に包まれた空間が広がっていた。小泉は「父も同じことを言って育ててくれた」と、自身の父・小泉純一郎元首相との共通点を語り、也哉子も「“樹木希林スタイル”は“小泉純一郎スタイル”」と共鳴した様子を見せる。
番組では、長男・UTAが登場。「おじいちゃんと呼んだことは一度もない。“裕也”って呼んでました」と打ち明け、家族関係のユニークさが垣間見える。也哉子も「“おじいちゃんと孫”という関係性では全くなかった。“異物交流”ですね」と語り、破天荒な内田さんらしさが家族にも色濃く表れていることがわかった。
さらに、内田さんの七回忌の年である2025年に合わせ、“内田裕也の後世に伝えたい5大伝説”も公開。ザ・ビートルズとの共演という日本音楽史に残る一幕や、樹木さんとの共演映像など、貴重なVTRが続々と登場。映画『戦場のメリークリスマス』への出演や、自ら企画・脚本・主演を手がけた『魚からダイオキシン!!』での本木との共演、その後の結婚秘話まで、驚きのエピソードが語られる。
也哉子は「本木さんは父が紹介してくれた人だった」と明かし、結婚を報告したのはなんと飛行機の着陸直前。「動揺すると考えたので、逃げ場のないタイミングを選んだ」と語り、スタジオの藤森慎吾が「流石に飛行機じゃ暴れようがない」と驚く場面もあった。
番組後半では、『徹子の部屋』に出演した際の映像も紹介され、内田さんの本音や樹木さんへの想いが丁寧に紐解かれる。1980年放送回では「親子も断絶だな」と語り、家族との距離感に寂しさをにじませた内田さん。そして2015年には「娘がいて良かった」と語り、家族に向けた静かな愛情を見せた姿に、黒柳も「懐かしい」としみじみ語った。
初のテレビ夫婦共演となった特番での樹木さんと内田さんのやり取りを思い出した黒柳は、「希林さんが、あんなめちゃくちゃな人となぜ一緒になったのかと思ってたけど、やっぱり裕也さんを好きだったからなのね」と納得の表情。也哉子も「徹子さんのお蔭で、初めてテレビで夫婦共演が実現した」と、黒柳への感謝を口にした。
番組には、UTAのほか、現在フランスに留学中の伽羅さん、中学3年生の次男・玄兎さんと、3人の孫たちが全員登場し、家族への想いも告白。内田さんと樹木さんさんが40年以上別居をしながらも家族であり続けた姿が映し出される。