「SUPER EIGHT」大倉忠義が「鳥貴族」創業者の父・大倉忠司氏と40周年企画で“父子漫才”披露
2025年4月22日(火)5時0分 スポーツニッポン
SUPER EIGHTの大倉忠義(39)が21日、都内で、父で大手居酒屋チェーン「鳥貴族」の創業者である大倉忠司氏(65)とともに「鳥貴族40周年コラボ企画発表会」に出席した。公の場で2ショットを見せるのは初めて。忠義は「自分自身も40歳になる年に鳥貴族40周年に関わらせていただく。非常にうれしい」と笑顔。イベントでは大阪出身の2人らしい“父子漫才”で会場を沸かせた。
鳥貴族は1985年5月1日に創業し、忠義は同16日に誕生。コラボ企画は来月1日からスタートする。大阪府東大阪市俊徳町にかつてあった鳥貴族1号店(08年に閉店)も期間限定で復活オープンする。忠義にとっても思い出の地だ。忠司氏は「(1号店は)結構ずっと赤字で、息子の顔を見てこの子らを路頭に迷わすのかなという思いがあった」と回顧。その後成長を続けて今や店舗数は659。海外にも進出した。
忠義は「1号店から見てきている子供ですので、父親を見て大きく育ったなと思います」と上から目線でコメントしニヤリ。忠司氏は「ばかやろう」と言い放って笑いを誘った。
忠義監修のメニュー2品も数量限定で販売される。自身のメンバーカラーであるグリーンを取り入れた「串ナゲットグリーン」「ニラ玉グリーン」の2品で「串…」はEIGHTにちなみ8本の串ナゲットで税込み390円。忠司氏は「凄いボリュームです。売れば売るほど損するかなとやめてほしかったけど押し切られました。初めて憎しみを持ちました」と経営者の立場から冗談を飛ばした。「今のメンバー数(5)に合わせてくれたら良かったのに」とぼやき、すぐに忠義は「ええやないか。商売人やな」とツッコんだ。
さらにノベルティーグッズにプリントされる忠義直筆の文字を見ると「私の字に似てきた。憧れてるのかなと思いますね」と“パパジョーク”。忠義もこれには「そうですね」と苦笑い。終始、会場を笑いで包んだ。(糸賀 日向子)
≪“貴族いじり”鉄板に≫忠義はイベントで「(父子関係については)ずっと言わないようにしてた」と話したが、2人が父子であることは広く知られていた。近年、忠司氏はSNSにNHK紅白歌合戦に出場する忠義が映るテレビを撮影し投稿。SUPER EIGHTが出演した昨年7月放送の日本テレビ「しゃべくり007」に応援メッセージを寄せた。SUPER EIGHTの中でも「大倉は貴族」など忠義への“貴族いじり”が鉄板に。コンサートでは鳥貴族でおなじみの、黄色の看板に赤文字で「肉貴族」と書かれた看板を使用したセットが登場したこともあった。