「ダウンタウンDX」終了 6・26で32年の歴史に幕 「多くの関係者にご迷惑を...」2人の意向受け決定

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　日本テレビ系バラエティー番組「ダウンタウンDX」（木曜後10・00）が6月26日の放送をもって終了することが21日、制作する読売テレビから発表された。1993年10月にスタート。ダウンタウンがゲストとトークを繰り広げるスタイルで人気を博したが、約32年の歴史に幕を下ろすことになった。

　現在、松本人志（61）と浜田雅功（61）はともに活動休止中。読テレは2人から「活動休止によって多くの関係者にご迷惑をおかけしている」との意向が所属先の吉本興業を通じて伝えられたといい「総合的な判断の結果、放送終了に至りました」とした。

　松本は昨年1月から、週刊文春の発行元などを相手取った裁判に注力するとして活動休止。以降、1人で番組を支えてきた浜田も今年3月に体調不良による休養を発表。コンビの冠番組から2人が消えることになり、今月の放送回から代役として「千鳥」や「かまいたち」が進行を務めていた。読テレ関係者は「番組終了については今年に入ってから継続的に検討してきた」と明かし、最終回の収録は今後行う予定という。7月からの後番組については後日発表される。

　ダウンタウンのレギュラー番組は他に日テレ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！」、TBS「水曜日のダウンタウン」の2本がある。両局はスポニチ本紙の取材に番組を継続している現在の方針に変更はないとした。個人のレギュラー番組についても「浜ちゃんが！」を放送する読テレは「引き続き代役を立てて放送を継続致します」と回答。民放関係者は「現時点で『…DX』以外で終了の話が出ている番組はないようです」と話した。