日本将棋連盟 棋聖戦の賞金を4000万円に増額 特別賞を含め事実上5000万円で棋界最高額に
2025年4月22日(火)15時32分 スポーツニッポン
日本将棋連盟は22日、8タイトル戦の一つ、棋聖戦の賞金額を4000万円に増額すると発表した。さらに特別賞1000万円の新設も決め、事実上の総額は5000万円となり、竜王戦の4400万円を上回って棋界最高額に躍り出た。特別協賛のヒューリックが支援強化として資金を提供する。
これまでの優勝賞金額は非公表だった。
またヒューリックが主催する女流タイトル戦・白玲戦優勝賞金も女流最高額の1500万円から4000万円にアップ。こちらも特別賞として1000万円が加えられる。
この日、会見した日本将棋連盟の羽生善治会長(54)は女流棋戦の価値を高めるため、白玲タイトル通算5期を獲得した女流棋士にフリークラス入りの権利を与える構想を公表。6月6日の棋士総会に議案提出する方針を示した。
白玲のタイトルは西山朋佳女流3冠(29)が通算で3期を保持している。