フリーアナウンサー野村邦丸、ステージ3の腎臓がん 自身のラジオ番組で公表 30日手術、5月復帰目指す

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　フリーアナウンサーの野村邦丸（68）が21日、パーソナリティーを務める文化放送の生番組「くにまる食堂」（月〜木曜前9・00）で腎臓がんを患っていることを公表した。

　昨年夏以降、体調不良が続いていたと明かし「病院に勤務する長女に相談して、検査したところ右の腎臓に腫瘍ができているのが分かった。いわゆる腎臓がんですね」と告白。進行状況について「ステージ3で（その中でも進行している）Bまでいっている」と説明した。

　番組には24日まで出演。30日に摘出手術を受ける。「早ければ5月半ばに出社できて番組に出演できそう」とし、復帰は5月中旬になる見込みだ。

　▽腎臓がん　腎臓の細胞が、がん化したもの。初期は症状がほとんどなく、健康診断や他の病気が疑われた際の検査で発覚することが多い。進行すると、血尿、背中や腰の痛み、むくみ、食欲不振、吐き気や便秘などの症状が出る。ステージ1の場合、5年生存率は約95％。他臓器に転移したステージ4は約20％とされている。また、10年以上が経過して再発・転移することがある。危険因子は肥満、高血圧、喫煙など。