テレ朝 会食に関する2次調査結果報告 出演者の不適切言動なし コンプラに関する冊子発行し全社員に研修

2025年4月22日(火)14時5分 スポーツニッポン

 テレビ朝日は22日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、中居正広氏の女性トラブルを受けて行った社内での2次調査について報告。「あらためて番組出演者からの不適切な言動は確認されませんでした」とし、人権をテーマとしたコンプライアンスハンドブックを発行したことを発表した。

 フジテレビを巡る一連の報道の中では、アナウンサーら女性社員を用いた会食が問題視されていた。この件を受け、同局も社内調査に着手。1次調査では不適切な会食は報告されなかった。

 2次調査については男女64人のアナウンサー、編成、報道、スポーツ、営業等に関わる社員ら約90人を対象に実施。篠塚浩社長は調査報告書を読み上げ、「コンプライアンス担当部門が、アナウンサー全員および業務において取引先との会食が必要な部署の一部の社員に対して、より丁寧で広範な第二次調査を行いました。その結果、あらためて番組出演者からの不適切な言動は確認されませんでした」とした。

 しかしながら、一部から「趣旨が分からない会食に呼ばれた」「管理職から女性の役割として会食の場を盛り上げるよう言われた」「会食の出席者から連絡先を聞かれた」などの報告があったことを公表した。

 篠塚社長は「こうした事案については、それぞれ調査対象者の意向を確認した上で、必要な対応を行っております」とした上で「当社では人権に対する取り組みの一環として、先月、人権をテーマとしたコンプライアンスハンドブックを発行しました。今後、この冊子をもとにすべての社員を対象に研修を行うなど、引き続き人権尊重の意識を高めてまいります」と強調。そして、2025年度も社員に対するアンケートを実施する意向を示した。

スポーツニッポン

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