ブルース・リーとも共演した尊敬する兄が死去 「形見のカクテルシェーカーで献杯したい」 ガチガチの容器は開封できるのか!?

2025年4月23日(水)11時30分 ABEMA TIMES

 『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が4月18日に放送され、「開かなくなってしまった兄の形見のシェーカーを開けてほしい」という依頼を調査した。

【映像】開かなくなったカクテルシェーカー

 視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「ブルース・リーと共演した兄の形見」は、大阪府の男性(77)から寄せられた次のような依頼だ。

『私は大阪・堺市でスナックを45年間営んでいます。長い間続けてこれたのは、この道に導いてくれ、ノウハウを教えてくれた兄のおかげだと感謝しています。その尊敬する兄が去年、87年の生涯を終えました。兄は元大映の俳優で、勝新太郎さんの一番弟子として数々の映画や舞台に出演。また、香港映画の『ドラゴン怒りの鉄拳』ではブルース・リーと一騎打ちをした日本人の俳優として有名になり、多くの人に愛されてきた自慢の兄です。そんな兄は俳優業のかたわらスナックを経営しており、兄の勧めで私は20歳からその店で5年間修行することになりました。カクテルの作り方は全て兄から教わりました。そして、45年前に独立し、今のスナックをオープンした時に、開店祝いとして兄がカクテルシェーカーをプレゼントしてくれました。そのシェーカーで最初に作ったのはジンフィズというカクテルで、兄に飲んでもらいました。去年亡くなった兄にジンフィズを作って献杯したいと思っているのですが、実は兄が亡くなる少し前からそのシェーカーはガチガチにくっついた状態で、開かなくなってしまいました。これまで何人もの力自慢のお客さんに開けてもらおうとしましたが、誰1人として開けることができません。どうか尊敬する兄に献杯ができるようにお力添えしていただけませんでしょうか』

 カンニング竹山探偵が現地に行き、さっそく開けようとチャレンジしてみるが、シェーカーはビクともしない。キャップオープナーを使ってみると、それも「パキッ」と折れてしまった。

 そこで力自慢のプロレスラー、ドラゴンゲートの吉田隆司選手が助っ人として登場。「開けちゃっていいの?」と意気込むが、シェーカーはびくともしない……と思いきや、竹山探偵が「お前の力はそんなもんか!?」と檄を飛ばしたところで、ボディとストレイナーを外すことに成功した。

 約1分での開封に吉田選手も驚いた表情で、依頼者は拍手喝采。さらに、残るストレイナーとトップもすぐ外すことに成功し、そのパワーを見せつけた。

 密着していた部分には何かが付着していて、「糖分やろうね」と依頼者。フタが開かなくなる直前は、ブルーキュラソーとカルピス、シロップ、レモンを入れていたということだ。

 そうして開いたシェーカーを使い、依頼者が思い出の「ジンフィズ」を作成。「使い心地はええなあ」「気持ちがこもります」とできた一杯を遺影の前に置き、「兄貴、45年間こうして続けてこられたのは、兄貴のおかげです。ありがとう」と献杯を捧げていた。

ABEMA TIMES

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