ダルトン側、フジHD取締役候補を変更へ 外国人役員選任で持株会社認定取り消しに

2025年4月23日(水)13時56分 マイナビニュース


フジ・メディア・ホールディングスは23日、ダルトン・インベストメンツ側が16日に行った株主提案を差し替える方針であることを明らかにした。日本国籍を有しないと思われる取締役候補が入っていたことによるもの。
16日に公表されたダルトン側の取締役候補を受け、フジHDは「日本国籍を有していない方が当社取締役に選任された場合には、放送法上、原則として認定放送持株会社の認定が取り消される」旨を指摘。これを受け、22日付で当該人物を別の者に変更する旨の書面が送られてきたという。
認定放送持株会社の審査事項には「外国人等が特定役員でないこと」という項目がある。
フジHDは「株主提案に対する当社取締役会の意見は、真摯(しんし)な検討を経て、決定次第、速やかに公表いたします。当社は引き続き、本年3月31日に受領した第三者委員会の調査報告、及び株主の皆様をはじめとするステークホルダーの皆様の声を真摯に受け止め、当社の企業価値の向上のためのより適切な取締役構成についての検討を進めております」としている。
ダルトン側が当初挙げていた取締役候補12人は、以下の通り。
・北尾吉孝氏:SBIホールディングス会長兼社長
・北谷賢司氏:ワーナー・ミュージック・ジャパン会長
・岡村宏太郎氏:サッポロホールディングス社外取締役
・堤伸輔氏:合同会社 Office Starry Night代表社員
・坂野尚子氏:ノンストレス社長、元フジテレビアナウンサー
・James B. Rosenwald III氏:ダルトン・インベストメンツ Chief Investment Officer
・菊岡稔氏:参天製薬社外取締役
・福田淳氏:STARTO ENTERTAINMENT CEO
・松島恵美氏:金沢工業大学 コンテンツ&テクノロジー融合研究所 客員教授
・近藤太香巳氏:NEXYZ.Group 社長兼グループ代表
・田中渓氏:Alpha Advisory 日本不動産投資責任者
・西田真澄氏:ダルトン・アドバイザリー マネージング・ディレクター

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