「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」全貌公開 “魔法の泉”のほとりに立つ2棟のホテルに潜入

2024年4月23日(火)18時13分 モデルプレス

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル(C)モデルプレス

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【モデルプレス=2024/04/23】東京ディズニーリゾートに、国内6番目のディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」が6月6日に開業。23日、メディア向け内覧会にてホテルの全貌が先行公開された。
◆「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」とは
東京ディズニーシー8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」の魔法の泉のほとりに立ち、ファンタジースプリングスの雰囲気を感じながら滞在を楽しめるパーク一体型のディズニーホテル。東京ディズニーリゾートで最上級の宿泊体験を提供するラグジュアリータイプの「グランドシャトー」と、デラックスタイプの「ファンタジーシャトー」、2つの異なるホテル棟で構成される地上9階建て(1階部分はパークと共用)で、総客室数は475室にのぼる。
魔法の泉に魅了された“ダッチェス”という女性が大切なゲストを招くために建てたホテル、というバックグラウンドストーリーに基づいており、敷地全体に草花や自然界の生き物のモチーフが多く見受けられる。
ホテル全体が「ファンタジースプリングス」に面し、色とりどりの草花で彩られたパークエリア側には、映画「ファンタジア」に登場するミッキーマウスや映画「リトル・マーメイド」のアリエルやフランダーらのロックワークと共に魔法の泉が湧く。
電車でアクセスする場合は、JR京葉線、武蔵野線「舞浜」駅よりディズニーリゾートラインに乗り換え、「リゾートゲートウェイ・ステーション」から「ベイサイド・ステーション」にて降車。改札外の階段を降、徒歩約2分でホテルメインエントランスに到着する。
エントランス前では、映画「ミッキーの巨人退治」という短編作品がモチーフになったロックワークのある魔法の泉がゲストを出迎えてくれる。
◆草花のモチーフが美しい吹き抜けのロビーラウンジ
エントランスを抜けた先、グランドロビーが2つのホテルを繋ぐ中継エリアとなり、ロビー正面に向かって右手がグランドシャトー、左手がファンタジーシャトーとなる。
階下にはグランパラディ・ラウンジという吹き抜けのロビーラウンジが広がり、支柱に藤の花が咲き、卵型の特徴的な大窓から日光が差し込む開放的な空間で、ケーキセットやパフェ、紅茶などの軽食と共に優雅なひとときを楽しめる。
◆最上級の滞在を提供する「グランドシャトー」
最上級のリゾートステイを提案するグランドシャトーの客室は全56室。バロック様式におとぎ話のエッセンスを加えた“ストーリーブックバロック”というオリジナルのデザイン様式が用いられている。3階〜9階が客室フロアとなり、すべての客室から「ファンタジースプリングス」の美しい景観を一望できる点が魅力だ。
客室に続く廊下にはディズニー映画の風景を描いた絵画が展示され、ゴージャスな絨毯の雰囲気も相まって、まるでアートギャラリーさながら。宮殿を思わせる豪華で気品にあふれた装飾が施された空間が、最上級にふさわしい滞在を叶えてくれる。
グランドシャトーで最もスタンダードなタイプのテラス&アルコーヴルームは、映画「美女と野獣」のインスピレーションが宿るデザインの天蓋付ベッドルームとアルコーヴベッド、リビングルーム、映画「シンデレラ」にインスピレーションを得た絵画が飾られたバスルーム、そしてテラスで構成。東京ディズニーリゾートにおいて、壁のくぼみを使用したアルコーヴベッドが室内にあるのは、東京ディズニーランドホテルに続く2施設目となる。
アメニティの歯ブラシやプラカップ、スリッパ、ポストカード、トートバッグはそのまま持ち帰りも可能。グランドシャトーのみのサービスとして、カードキーにゲストの名前がプリントされ、このカードキーも滞在後そのままスリーブに入れて持ち帰ることができる。
グランドシャトーではすべての客室にテラスがあり、窓を開ければ常にパークのBGMが聞こえ、室内でもパークにいる時のような心地に浸れる。
ホテル3階には約70席のフレンチダイニング「ラ・リベリュール」があり、こちらでは東京ディズニーリゾート初となる本格的なフレンチをテーブルサービスにて提供。(当面はグランドシャトーに宿泊するゲストの利用のみ)
ダッチェスが大切な客を招く空間、という世界観はレストランでも同様で、レストラン内には王族より譲り受けた品々が恭しく並べられ、壁には映画「美女と野獣」、「アナと雪の女王」、「ピーターパン」、「塔の上のラプンツェル」をモチーフにした絵画も飾られている。
ディナーはコース形式で、価格は1万8千円もしくは2万3千円のみ。後者をオーダーすると、別部屋にてミッキーマウスのグリーティングも体験でき、特別な食体験がより思い出深いものになりそうだ。
◆ファンタジースプリングスの雰囲気に存分に浸れる「ファンタジーシャトー」
もうひとつのホテル、ファンタジーシャトーの客室は全419室。こちらはアール・ヌーヴォー様式におとぎ話のエッセンスを加えた“ストーリーブックヌーヴォー”というデザイン様式で、「ファンタジースプリングス」の動植物や魔法の泉をモチーフにした装飾に包まれ、新テーマポートでのひとときがホテルでも続くような空間が広がる。
ファンタジーシャトー宿泊ゲスト専用のファンタジーシャトー・ラウンジ(レセプション)は、乳白色の壁や若草色の床を蓮の花などの草花のモチーフが彩る美しいデザイン。アール・ヌーヴォー様式の特徴でもあるやわらかで曲線的なデザインが空間に息づく。フロアの一角には子ども向けにディズニー映画を上映するスクリーンも設置されており、子連れのファミリー層には嬉しい配慮だ。
屋外エリアにもいくつか見どころがあり、ローズコート(中庭)には映画「美女と野獣」のベルと野獣、ポット夫人やルミエールらのロックワークがあり、屋外へと繋がるテラスからは「ファンタジースプリングス」の景観を眺められる。どちらも絶好のフォトスポットだ。
客室へと続く吹き抜けのコンサバトリーでは、巨大なクジャクと藤の木を模したデコレーションが、滞在するゲストを出迎える。
最もスタンダードな客室タイプがスーペリア・アルコーヴルームで、レギュラーベッド2台に加え、こちらもアルコーヴベッドが設置されている。ラプンツェルやバンビ、映画「プリンセスと魔法のキス」のキャラクターたちの装飾も特徴だ。
ファンタジーシャトーの料飲施設「ファンタジースプリングス・レストラン」は、ビュッフェ形式のレストランで、温冷菜、ボリューム満点の肉やマグロのグリル、シチュー、サラダ、ペイストリー、フルーツ、デザートなどがずらりと並び、子どもから大人まで心ゆくまで食欲を満たせる。
◆新テーマポート「ファンタジースプリングス」とは
「ファンタジースプリングス」は、映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」を題材とした3つのエリア「フローズンキングダム」「ラプンツェルの森」「ピーターパンのネバーランド」と、1つのディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成。総開発面積は東京ディズニーシー開業以来最大の約14万平方メートルに及ぶ。(modelpress編集部)
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