ローマ教皇フランシスコ追悼 ドキュメンタリー映画、東京で再上映へ

2025年4月23日(水)5時44分 オリコン

ドキュメンタリー映画『旅するローマ教皇』5月2日より東京・新宿シネマカリテで1週間限定で再上映 (C) 2022 21Uno Film srl Stemal Entertainment srl

 ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が21日、88歳で死去した。世界各地でその死を悼む動きが広がる中、教皇の生き方に迫るドキュメンタリー映画『旅するローマ教皇』が、5月2日より東京・新宿シネマカリテで1週間限定で再上映されることが決定した。

 フランシスコ教皇は、2013年に第266代ローマ教皇として選出され、明るく飾らない人柄で多くの人々から支持を集めた。彼の旅路は、イタリア・ランペドゥーサ島訪問から始まり、22年コロナ禍のマルタ共和国まで。

 難民問題、紛争に苦しむ中東やアフリカ訪問、平和を訴えたアメリカでの演説、そして日本では被爆地で黙とうを捧げた。カトリック教会における性的虐待問題に対しては、自らの言葉で謝罪を表明するなど、世界のさまざまな課題に向き合い続けた。

 教皇は「旅とは知的で精神的な修行だ」と語り、市井の人々と積極的に触れ合いながら、夢や希望の大切さを説いてきた。その人間性と信念は、多くの人々の心に深い印象を残している。

 本作の監督を務めたのは、アカデミー賞ノミネート作『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』を手がけたジャンフランコ・ロージ。教皇の姿を静かなまなざしで捉えた本作は、今なお世界が直面する課題を映し出し、私たちの心をゆさぶるに違いない——。

■『旅するローマ教皇』 再上映

上映期間:5月2日〜5月8日
上映劇場:新宿シネマカリテ(東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビルB1F)

オリコン

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