『アイムホーム』 妻の名前変更理由など原作との違い楽しむ

4月23日(木)16時0分 NEWSポストセブン

 4月16日の初回放送は平均視聴率16.7%で今クールNo.1となった『アイムホーム』(テレビ朝日系)。民放連ドラの初回では、『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(フジテレビ系)の14.8%を上回り今年最高記録ともなった。


 単身赴任中に一酸化炭素中毒で意識不明に陥ってしまう家路久。3か月後に目を覚ましたが、過去5年間の記憶を失い、さらに妻と子の顔が仮面に見えるようになってしまう。手にしていた鍵の束と大量のメモを頼りに、久は記憶を取り戻そうと奮闘するが…。という物語。1997年から1998年にかけて『ビッグコミックオリジナル』に連載された石坂啓氏のコミックで、掲載当時のタイトルは『アイ’ム ホーム』だった。


《なかなか一緒に共演したくてもタイミングが合わず、共演できなかったので、今回は共演できて非常にうれしいです。カジュアルに言うと、『あ、来たー!』って感じ》


 主演の木村拓哉(42才)は、妻・恵役の上戸彩(29才)との初共演についてある雑誌のインタビューでそう話していた。しかし、上戸は仮面をかぶっているシーンも多く、ちょっとガッカリ? いえいえ、そんなことありません。


「あの仮面は、CGで上戸さんの顔の上に乗せているものなんですよ。だから、撮影中に着けたり外したりはしていません。ただ上戸さんは、木村さんとのシーンは2回撮影をしなければいけないんです。仮面を着けて見える久の目線と、仮面が見えない久以外の人たち目線で。これはなかなか大変だと思います」(テレビ局関係者)


 やり手証券マンだった久は、単身赴任中に取引先の工場で爆発事故に巻き込まれ大けがを負い、過去5年間の記憶を失った。爆発シーンはカメラ位置を変えて撮影していたこともあり、木村は200mを10回も全力疾走。撮影後、「年齢を感じますね、革靴はキツイ」と本音を漏らした。


 ところが原作では、記憶喪失につながる事故は、久が七輪で餅を焼いていたときに一酸化炭素中毒で倒れるというものだった。


「漫画原作のドラマ化に定評があり、今回も企画として参加しているあるスタッフが、時代考証と設定変更にかなり尽力したそうです。七輪は最近は家庭でもなじみが薄いものですからね」(前出・テレビ局関係者)


 恵の名前は原作では“ヨシコ”。名前を変えた理由について番組関係者がこう明かす。


「久と恵、息子の良雄は、互いに愛情に恵まれていないと感じています。そのことが物語のテーマになってくることから、妻の名を“恵”と付けたんですよ」


 仮面を着けた妻への戸惑いを「おっはー」と誤魔化した久。このフレーズ…。


「『慎吾ママのおはロック』が発売されたのは連載終了後ですから、このセリフは当然原作には登場しませんし、木村さんのアドリブでした。話題のものをアドリブに入れることの多い木村さんですが、記憶喪失の役柄ということもあって、あえて少し古いネタを取り入れたんでしょう」(前出・テレビ局関係者)


 久が持っていた鍵の束は記憶を取り戻そうとしていく過程で重要なアイテムだが、原作で登場したのは計7本。「10本の鍵」と明言されているドラマでは、第1話で自宅と前妻の家の2本を使ったが、残り8本はどんな扉を開けることになるのか?


 長男が額にけがをしたときや迷子になって泣いているときでも、一切変わらない原作の仮面。唯一、変化があったのは学生時代の友人が撮影したアダルトビデオを久が自室で見ていたときのことだ。部屋に入ってきた長男がそれを見て、仮面の目と口を大きく開いて「いっぱいおっぱい」と狂喜乱舞。それを目にした妻も、仮面をあんぐりさせたことがあった。


 原作のラストでは仮面は外れないままだったが、ドラマではどんな結末を迎えるか…。


※女性セブン2015年5月7日号

NEWSポストセブン

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