フジ経営陣ハラスメント告発文書 スポニチ本紙質問状に金光HD社長、清水社長は否定

2025年4月23日(水)4時10分 スポーツニッポン

 フジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングス(HD)が、同社の金光修社長(70)と清水賢治フジ社長(64)がハラスメントをしていたとの内容で出回っていた“告発文書”を否定した。文書は4月上旬、スポニチ本紙を含む報道各社に送付されたとみられる。スポニチ本紙が送った質問状に22日、返答があった。

 文書の宛先には独自の新取締役候補をフジHDに提示している米投資ファンドのダルトン・インベストメンツなど大株主の名が記されていた。

 金光氏に関してはセクハラ疑惑と家庭内トラブルに関して記されており、それについて同局は「そのような事実はございません」と返答。一方の清水氏のセクハラ疑惑に関しては「現在、フジテレビでは、真偽不明の案件も確認することにしております」とした。

 フジテレビは、元タレント中居正広氏(52)の性暴力に端を発する問題の対処に追われている。女性社員を飲食に同席させるなどの“文化”が批判され、3月下旬には新体制を発表した。そのさなかで持ち上がった新たなハラスメント疑惑。事実でないとしたら、誰が何の目的でこのような文書を作成して送付したのか。6月の株主総会に向けて騒動は、まだ広がりそうな気配だ。

スポーツニッポン

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